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王様の耳はロバの耳

女子ではないですが

「女子」というには年を食いすぎましたが、
やはり買ってしまいました(^_^;)

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写真はまあ、いつもの感じなんですが、
ライターさんの記事が良かったんです。

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石津さんという女性の「花男」評です。

ーーファンタジーの世界では、
繊細で物静かな王子=白い王子、と
やんちゃで傍若無人だが根は優しい=黒い王子、
のどちらにもヒロインが愛されることが必要。

その成功例の先輩が、「はいからさんが通る」で、
その時の白い王子は「少尉」、黒い王子は「編集長」。
そして、ヒロインは初志貫徹で白い王子を選ぶ。

それから30年を経て成功した「花男」では、
ヒロインは黒い王子を選ぶのがおもしろい。ーー

かつて、「はいからさんが通る」にも
どっぷりはまった世代の私としては(^_^;)
なかなか、おもしろい評論でした!

女子ではないですが_f0153101_21381150.jpg


そして、ここからの評がまたいいんです。

ーー理想的な二枚目である白い王子を演じるのは、
若い俳優にとってはおそらく面白みの少ない作業だろう。

黒い王子の方が、若さの特権とも言える感情の起伏を
激しく表現することができる。

実際、小栗旬が演じた「エアロン」は、
まさしく黒い王子だ。
(略)
エアロンは、生と性への欲求に溢れている。
しかし、花沢類や佐野のような白い王子は、
生や性のにおいが希薄だ。

だが小栗は、舞台や映画で見せる生々しさを
奥底に秘めて演じた白い王子だからこそ、
ここまでのポピュラリティーを得ることが出来たのだろう。

こうした典型的二枚目を、
いかに退屈に見せずに演じられるかにこそ、
役者の真の力量が試される。ーー

この、最後の一文、
すごく嬉しいですよね(^_^)v

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確かに、
「白馬の王子様」は、現代では
下手に演じたら陳腐なお笑いキャラになってしまいます。

それを、
年代を超えた(!)多くの女性を「女子」の気持ちに引き戻してしまうほど、
魅力的な存在にしてくれたのは
こんな旬くんだからこそ、できたんだと思いますよね(^^)/
Commented by 春の小川 at 2008-06-21 22:48 x
こんばんは~ふふ~やはりお買い上げですね「女子に映画」。3枚目の写真、私もこれ好きなショットです!類~って雰囲気ですよね!「舞台や映画で見せる生々しさを奥底に秘めて」ここの文章が特に良かったです。彼の発する息苦しいまでの生々しさ、これが一番の色気だと思うのですが、類には微塵も感じません、改めてすごいなーと思ってしまいました。「はいからさん~」(もちろん読みましたよ!)と並べてみたり、エアロンを引き合いに出してみたり、着眼点がユニークで面白い記事でした。今回再放送された花男を観て、類にときめいている自分がいてびっくりです(笑) そのままの気持ちで、リターンズ、4話までですが「類だけ編集」しました。すごく短くなりましたが、これだけであの存在感はさすがというべきでしょう!
Commented by カミングアウトできないママ at 2008-06-23 08:41 x
*春の小川さん、柔らかい緑の中の類、いいですよね〜(*^_^*)
ようやく春の小川さんも、類にときめいてくれましたね(^o^)
ホント、ワンシーンしか出ていなくても、すごく印象的なんですよね。
まさに、「おいしいところを持っていく」類。
あ、これは、佐野もそうでしたね〜(^o^)
by harupyonri | 2008-06-21 21:53 | 小栗旬 | Comments(2)