マスコミの入らないフリートークを期待して、
丸の内13時からの舞台挨拶に行ってきました〜\(^o^)/
番宣ラッシュは録画をして、見るのは追いつけず、
髪色が変わっているのを知らないままだったので、
短髪黒髪での登場に、一人で(え〜っ!?)と驚いてしまい、
ファン失格 (>_<)
舞台挨拶での発言にネタバレがありますので、
まだ映画を見ていない方は、また後日、ここをのぞいていただければ幸いです。
秋らしいブラウン系の三つ揃いがビシッと決まって、
いつもながらスタイル抜群の立ち姿。 (*^^*)
惚れ惚れと見つめていたので、記憶違いや抜けも多いですが、
レポしたいと思います。
もしも同じ回にご参加の方で、「そこは違ったよ〜」という方は、
コメントにて教えていただければ嬉しいです。m(_ _)m
まず、最初の挨拶で、旬くんらしくもなく
「短い間ですが」で噛み、「お楽しみください」で噛み、
さすがに、監督の方を向いて
「なんか、噛み噛みですね?」と苦笑いから開始。 (^o^)
13時回は上映前の挨拶だったので、司会から
「どのシーンに注目して見てほしいですか?」との質問。
いやそれ、ネタバレしないと答えられないよね?
と、初見者に不親切な質問だと思いました。
私は完成披露の時に、なんの情報も入れずに見ることができたので、
物凄く没入して見ることができて良かったと思っています。
まあ、舞台挨拶に来るような人はファンが多くて
すでに皆、見ていたなら良かったですが・・。
旬 「物語の途中で、成田くん扮する編集者から、雑踏の中で
人間失格を書いてください!と言われる場面。」
その理由は、
旬 「あそこが物語の真ん中あたりですよね?」
監督 「そう、ちょうど真ん中。」
そこから物語がいろいろ怒涛の展開をしていく、
転換点になっているから、ということをあげていました。
そして、
旬「すごく大きいクレーンカメラで、三鷹の祭りの雑踏を、
上からぐわ〜って撮るんですけど、何回もテイクして」
監督「5〜6回、撮ったよね。
二人がすごく緊張してた。」
旬「そう、すごく緊張した。成田くんと、
僕らはセリフをミスらないようにしようね、と話してました。」
監督「エキストラさんもたくさん入って、
すべての動きのタイミングが合わないとダメだったから・・。」
そう聞いてから映画を見たら、
確かに祭りの雑踏の中、神輿がいたり人々をかき分けて歩いたり、ぶつかったり、
一連の動きがドンピシャで決まらないといけないから、
大変だったろうな〜、と感心しました。
そして、沢尻さんは、
これもネタバレですが、赤ちゃんを抱いているシーン。
自分が抱くと赤ちゃんが全く泣き止まなくて、
自分も泣きそうになったと。
でも、監督がひょいと抱っこしたら、すぐに泣き止んだと。
そして二階堂さんは、メンヘラな富栄さんそのままに、
静子さんに嫉妬しているかのような発言。
「一面の梅林の中で太宰が静子に、君も梅の香りがするっていう場面(↑)があるんですけど、
私、そこがツボにはまって笑っちゃって・・。
一面の梅なんだから、香りがするのは当たり前でしょ! って突っ込んで見てました。」
旬くんは、
「そうだよね〜、当たり前だよね〜!」って笑っていましたが、
私は、あのシーンをそういう見方をするとは残念でした。
初見の時、
ピンクの絨毯のような梅林の中で、太宰が静子に甘くささやくその場面は、
いかにも色男らしくて、素敵な場面だと思ったので・・。
でもさすが、監督がフォローして、
(その時すぐにだったか、あとからの発言だったか忘れましたが、)
「静子に対するのと、富栄に対するのと、全然違う太宰の態度を見て欲しい。
静子にはカッコつけて、富栄にはぞんざいに、美知子さんには甘えてる。
キスの仕方も相手によって全然違う。
その違いを見事に演じ分けている小栗くんを見て欲しい。」
そして、監督が見て欲しい場面もそのあたりで、
「太宰が伊豆の静子に会いに行って、ドヤ顔で缶詰を出すところ。
すごくキザでカッコつけてて。」
旬 「鼻歌なんか歌っちゃってね。(笑)」
まあ、キザなセリフで女性をくどいている太宰は、
旬くんにとっても今から見たら気恥ずかしいのかもしれませんが、(*^^*)
でも、映画の中で旬くんは、
そのキザでカッコつけている姿も、
それでいて、うろたえて気弱で掌返しでクズな姿も、
まさに太宰そのものを、その恥を背負って生きていたので、
どうか皆様は、
つっこんだり穿った見方をせずに、
キザを極めている小栗太宰を、
愛おしく、愛おしく見てあげてくださいね〜 (^o^)/