*本日2本目の記事ですので、よろしかったら最初の記事からお読みください。
続いて、大楽2幕のアドリブレポです。
盲人役のムロさんが、実は歌は吹き替えだと告白。
それまでは、ムロさんに似せた声で歌っていた高原くんが、
見事な美声で歌いだします。
いつもならここで、ムロさんはロック歌手よろしく
舞台上で派手に動き回るんですが、
今日は様子がオカシイ。
高原くんがいる上手の袖をチラチラ見ながら、動揺して、
「え? 誰が歌ってるんだよ?」
何度も見てそのうち、
「おい! 主役! 一緒に歌うな!」
と言うので、初めて、
旬くんも歌っていることが判明\(^o^)/
(え?え? あの素晴らしい歌声の高原くんの歌唱を潰さない?)
と心配したのですが (^^;
最後の「ありがと〜〜う!」
のところは、見事にハモっていて、びっくりしました!
そして次は、モンスターさんから逃げようとして、
「どうしたら扉を開けてくれるんだよ!?」のところ。
「じゃあ、モノマネして! 藤原竜也の!」で、
東京ではいくつかのパターンを日替わりでやっていたのですが、
床に寝転がってから起き上がって
「ハハハ・・、そうだよ、僕がキラだよ」
というのが一番似ていてウケたので、
後半はずっとそれをやっていたんです。
大楽では、それもロングバージョンで、
「そして、新世界の神だ!」
というところまでモノマネしてくれたのに、
すかさずアイゴールが、
「もう1個! もう1個モノマネして!別バージョンの!」
旬くん、本来は壁があってアイゴールは見えない、という設定だけど
カクくんの目の前に立ってにらみながら(?)、
「覚えてろよ」と言い放ち(^o^)
「え〜、それでは、キラが廊下で妹にバッタリ会うところをやります。」
と、東京でもやったことのある別バージョンを熱演。
お互いに仲がいいからこそできるイジメあい(?)に、
笑ってしまいました〜(*^^*)
そして、絞首刑にされる博士を、
アイゴールがかばおうとするシーン。
「それでは、代わりにアイゴールを縛り首に」という警部に、
「待〜て!待〜て!」とアイゴールが言いながら、
毎回、変な踊りをしたり、グルグル回ったり、
はては相撲をとるマネをしたり・・
と、カクくんがアドリブを変えてくるんですが、
ムロさんもすかさずそれに対応するのが見事。
ところが、大楽では、カクくんがさらにいろいろやろうとして、
自分のお尻をなでてから、
「今、お尻触ったの、だれっ!」
と叫んだら、引っ込みがつかなくなり、
ムロさんたちに「それでどうするんだよ?」
みたいに突っ込まれて、しどろもどろに。\(^o^)/
インガちゃんは完全に吹き出してましたし、
一人、神妙な面持ちで立っていなければならない博士も、
観客から顔をそむけて、
たぶん笑いをこらえていたと思います。(*^^*)
大阪では本当に観客のノリが良くて、
東京では拍手がわかないところや曲でも手拍子が起こるし、
大楽では、メインキャストが初登場するたびに拍手が湧いて、びっくり!
ムロさんも、思わず「拍手が湧いて動揺しました」と言ってたほど。
本来、演劇やミュージカルを見るならば、役として生きている人を見るので、
中の人目当ての拍手はおかしいという意見もありましたが、
この作品は中の人ネタも多かったし、
もうお祭りイベントなんだなぁ、という感じで楽しんだ者勝ちでした!
とにかく本当に、
見終わった後に最高に幸せな気持ちになれる作品で、
旬くんも、とても生き生きと歌い、踊り、
飲みの席では愚痴っても、舞台上ではとっても楽しそうで、(^^)
もの凄い努力をして、この作品に出てくれた彼に、
本当に感謝したいです!!
(追記)
カテコ全員挨拶。
まずはアンサンブルからということで、旬くんたちは後列へ。
するといつもの、大人しく立っていられない旬くんが・・
皆さんの話を一応は聞いて、
拍手したり、賀來くんとうなづきあったりしてるんですが、
いつものユラユラ、足首グルグルにとどまらず、
ついには本格的なストレッチを始めたので、びっくり。
スクワットみたいに両足開いてしゃがみ込んだり、
片足ずつ後ろ手に持ち上げて伸ばしたり、
大楽の挨拶中にそれやるか? という状態。(^o^)
ツイによると、ゴルフの素振りまでしていたらしい!?
そして今度はメインキャストが前列へ。
祖父役のベテラン俳優さんが、
「主演俳優の小栗旬くんの人柄なのでしょうが、
本当に素敵なカンパニーでした。」
と言ってくれて、とても嬉しかったです!
若い人の心だけではなく、ベテランの方の懐にも、
またすっと入っちゃったんですね〜(*^^*)
そして、先ほどの記事に書いたムロさんの挨拶を受けて、
インガちゃんの挨拶が終わってから、
最後に福田さんが旬くんを紹介すると、
会場中から、大きな拍手と、
ヒュ~ヒュ〜! という大歓声!!
「え〜、褒められるのが大好きな小栗旬です。
本日は、どうもありがとうございました!
さっき、(アンサンブルの若い女の子から)
練習に来たくない日が一日もなかった、って話がありましたが、
僕は練習が始まって3週間位、
毎日本当に来たくなかったです。(^o^)
みんなもだんだん、(これ、マジでヤバイんじゃない?)
ってムードになってたし、
練習が1時から9時までだったんですけど、
そのうち普通の稽古は6時までになって、
7時から9時までは、僕だけ居残り練習になって。
久々に、居残りやりました。 (^^;
でも、素晴らしいチームのキャストとスタッフに支えられて、
ここまで来ることができました。
本当にありがとうございました!」
東京千秋楽とは違い、今回は
「ミュージカル俳優目指します」というジョーク(?)はなく、
真面目に終わったんですが、
福田さんが結局、
「東宝目指すんだよね?
2年後にはジャン・バルジャン演るんだよね?」
と煽って、
旬くんも、頑張ります!と拳を挙げていました(^o^)
今、やれることはやりきったという達成感と、
でも、まだまだだ、という神妙さとがないまぜの(?)
とてもいい表情でした〜 (*^^*)
全員挨拶の後に一旦はけてから、
いつも通りにオケに合わせてノリノリでの3回目の登場と
三方向へ手を上げてのお辞儀があり、
バック転をするぞ〜! という仕草もいつも通りにやって、
笑顔で手を振って退場。
ここでオケの演奏が終わって放送が入りましたが、
拍手が鳴り止まないのは前楽と同じで、
また4回目の登場を全員でしてくれて、
旬くんが「ありがとうございました!」と言って、
それでとうとうお開きになりました。
本当に、夢のように幸せな余韻が消えない、
素敵な、素敵な舞台でした。
「何、これ? ミュージカルって、楽しいね!!」
・・それが全てだと思います\(^o^)/
今日、ぼーだーの公式写真を見たら、
ここから石川安吾への落差は大きすぎて、
気持ちがついていけないかも? (>_<)
石川くんにご登場いただくのはもう少し待っていただいて、
まだまだ、愛しいフレディの思い出を反芻しながら過ごしていたいで〜す(*^^*)