「なんか、お父さんみたいだな」
と言われてへこんだ佐野を、懐かしく思い出しました。
暑くてシャツを脱ごうとする瑞稀を心配して、
何やかやと小言を言って世話を焼く、泉くん。(^o^)
でもいつのまにか、
そんな保護者的立ち位置も似合うようになってしまいましたね。
今度こそは!と、フリートークを期待して
金曜日の舞台挨拶はマスコミの入らない午後の回に参加したのですが、
主演二人のピュアな雰囲気を壊さないように、
ものすごく気を使って、大人しくしている旬くんでした。^^;
オレンジの襟の上着は似合っていたけれど、
パンツがダブダブのシルエットだったので残念(>_<)
この頃、取材とかで好んで着ているワークシャツみたいなのも、
すごくダブダブなので、イマイチだと思うんですよね〜。
他の人の挨拶を聞いている間、今回は保護者なので
さすがにマイクを回して遊んだりはしなかったのですが、(^o^)
「休め」の姿勢で両足を開いて立って、
相変わらずユラユラしてるので、パンツの太さがよけい気になりました。
しかも、2週間前とはガラリと変わった風貌で、
無精ヒゲにワイルドな髪型で、かぶきちょうの客引きみたいな(?)ビジュアル。
高い靴を履いた女性陣二人よりさらに頭ひとつ背が高く、
近くで見ていた男性客が思わず、「小栗、デカイな〜」と感嘆していました。
午後の回にはヒマワリの飾りもなく、
プロモ映像もなかったのでとてもシンプルな挨拶で、
だから、黙っていると怖い感じで、なんか疲れてるのかな〜?
と思ってたら、笑顔になれば少年のようで、ホッとしました。
午前中に主役の「お足元のお悪い中」という失言で盛り上がった(?)
ということで、
今回も皆がその言葉を出して、旬くんもお約束とばかりに、
「本日はお足元のお悪い中、来ていただいて・・」
ちょっとキョトンとしている観客に、
監督がようやく午前の事情を説明してくれました。
それにしても、旬くんが話し始めるといつも、
その声の素晴らしさに今更ながらびっくりして、胸をつかれます!
今回の司会はいつものさとりさんだったので安心でしたが、
旬くんにはあまり質問を振らずに主役二人を立てていて、
MCがTV局とかだと、注目度の高い北川さんや旬くんに話を振りそうですが、
そうしないできちんと映画の主役を大事にしているところが素敵でした。
見つめてばかりいたら、何を喋っていたのかうろ覚えなのですが、^^;
上映前のトークだったのでネタバレのないように、という範囲で、
どのシーンに注目してほしいか、という質問がありました。
たくみくん・・ガムくんとの場面が癒やしになるので、そこも注目してください。
北川さん・・さくらちゃんの笑顔がとても印象的なので、そこをみてください。
みなみちゃんが何を言ったか忘れてしまいました(T_T)
旬くんは、まず最初に場面のことではなく、
「シーンというか、月川監督だからできたこの優しい雰囲気を見てください。
あの原作を、月川監督はこういう優しい雰囲気に描くんだなぁ、と。」
そんな感じの言葉で、監督さんのことも気遣ってあげていました。(^^)
挨拶で見た時、ずっと老けた監督に見えたのですが、
あとから旬くんと同じ年と知って、びっくりしました!
今回の仕事で、監督さんもすっかり旬くんに惚れ込んでくれたようで、
相変わらず人たらしですね〜 (^o^)
それから、
「シーンとしては、
高校生の二人が初めてデートで待ち合わせするところが好きです。
何ていうことはないシーンなんですが、それがすごく・・」
続きがうろ覚えなんですが、
ピュアな高校生らしい場面、みたいなふうに言っていたような気がします。
それから、高校生役の俳優さんたちの演技を意識して寄せたんですよね、
みたいな話があり、
旬くんは「はい?」みたいな感じで、何を話せばいいのか困った感じで。
司会「右利きにしたり、とか、ホクロをつけたり、とか・・」
でもそれは、演技を寄せるというか、当然のことだと思いました。
でも、上のポスターを見ても一目瞭然なように、
とにかく二人のまとう雰囲気がもうそっくりで、
たくみくんが成長して旬くんに変わるところに、何の違和感もなくて、
素晴らしかったです!
これは完成披露の時の旬くんですが、
本当に、ちょっと若い「お父さん」と言ってもおかしくないような見守り方で、
今回も、とにかく自分は前へ出ないように、
サポート役に徹していました。
二人がとても緊張して、しかも真摯な雰囲気なので、
いつもみたいにふざけてチャチャを入れるようなムードではなく、
また、「ヨッシャ、ヒットさせるぞ〜!」みたいに
ノリノリの空気でもなく、
良い子で紳士な旬くんでした(^^)
舞台からはけるときに、普段なら止まらないようなところで、
みなみちゃんが何回も止まって深々とお辞儀をしたので、
その後ろから歩く旬くんが追いついてしまうのですが、
さっさと追い越すようなことはせず、
一歩下がってそっと待って、ということを繰り返していて、
最後に下手のドアから消える時も、派手に手を振ったりセず、
静かにお辞儀をして去っていきました。
この映画のピュアな空気をそのまま現実化したような舞台挨拶で、
いつもとは違った体験ができて、嬉しかったです!
たくみくんもみなみちゃんも、
役柄だけでなく、とても純粋な真剣さを感じさせる二人で、
北川さんは若い時はイケイケな美人かと思っていましたが、
結婚して、とても落ち着いて柔らかな美しさで、本当に素敵でした。
旬くんと北川さんで恋人役をやってほしいなぁ、と思いました。
・・・
映画の感想はまた後日、書かせていただきたいですが、
私は原作を読んでいなかったので、大人パートを余分と感じることもなく、
途中から涙が止まらず、
またすぐにでもリピしたい佳作でした!!
肝心な部分のネタバレをひょんなことから見てしまっていたので、
それはちょっと残念だったのと、
脚本で一部、(え?それを話す?)と疑問なところはありましたが、
でも、そんなのは気にならないほど、素敵な作品でした。
旬くんの出番も思ったより多くて、
立ち方から表情まで、見事に「僕」になっていたので、
漫画エンタメ大作でないこういう作品に参加できて、
本当に良かったと思います。(^o^)v
あ、もちろん銀さんの方も、
初見の後から、ジワジワとまた見たくなって、早速リピしましたが!
どちらも友人に勧めたい作品なので、
この夏は、布教活動、頑張りま〜す (^o^)/