2011年 05月 24日
一歩、二歩・・ * パート1
この表紙を見たら置いて来れないと思うんですが、 ↓
中の記事にはあまりロケ地のことが出ていなくて残念だった、
「Location Japan」6月号。 (^_^;)
そんなわけで、松本市の観光コンベンション協会にお電話したら、
ご親切にも無料で郵送してくださったのが、こちらです。 ↓
「岳・松本ロケ地マップ」
もうね〜、映画パンフにも負けないくらいで、
8ページにわたって、映画とロケ地の紹介があります。 (^_^)v
見てると、すぐにも北アルプスに飛んでいきたくなっちゃいますよ〜!!
というわけで、
すっかり三歩の虜になってしまった溺愛目線でのレポ、
お許しいただける方だけ、のぞいてみてくださいませ・・。
映画オープニングの印象的なシーン。 ↓
山岳救助隊からの無線に、
「ほいほ〜い」
と三歩が答える、あの岩場は、
奥穂高岳のザイテングラード上部バッドレス、だそうです。
行ってみたかったけど、
マップを見たら、死んでも無理そう・・ (>_<)。
そして、なんだかね、この「ほいほ〜い」っていう一言に、
三歩のキャラが集約されてると思うんですよね。 (^_^)
遭対からの無線なんだから、いい話ではないのはわかるはず。
でも、のんびりと応答する三歩。
「ん〜、こっからじゃ40分かかるけど〜」
と、相変わらずおおらかな答え。
でも、熱いコーヒーにむせてから、
「行ってくるっ!」と立ち上がる姿は、
おおらかだけど、頼りがいのある三歩そのもの! (^o^)
そしてここから、壮大な雪山と、
稜線を軽々と走る三歩の姿が大画面に広がって、
あの、ピョロロロ〜という笛の音が入ったBGMが流れただけで、
もう、条件反射的に目頭が熱くなってきてしまいます。 (T_T)
こんなすごい景色の中に、
旬くんが行けて良かった〜、って。
あの笛は Tin Whistler という楽器だそうですが、
南米アンデスの山々を思わせるような、この映画にピッタリの音ですよね!
そして、あの斜面をすごいスピードで駆けぬける三歩、
いえ旬くんに、驚嘆!! (^_^)v
長い手をぶらんぶらんさせながら走ってるのは、
バランスを取ってるのかと思っていましたが、
春の小川さんがコメントに書いてくださったのを読んだら、
「こんな時でも、なんだか楽しそうな三歩」なのかも!?
遭難者の救助に向かうとはいえ、
三歩はあくまでボランティア。
実際、山に登るのは自己責任だし、
「助かるものは助かるし、ダメなものはダメ」っていうのが
大自然の摂理なんだっていうことを、
原作の三歩は、身体で感じているんですよね。
全ての遭難者に感情移入してしまったら、
自分の心が持たないと思うんです。
だから、自分がやれるだけのベストは尽くすけれど、
それで救えなくても、トラウマは残さない。
それが久美ちゃんに、
「みんな、人の死に慣れすぎじゃありませんかっ!?」って怒られちゃうけど、
毎年何人もの人が亡くなる山で生きていくには、
慣れなくてはやっていけない。
そのために、牧さんや隊長はあくまで冷徹なんですが、
三歩は、おおらかに死と共存してるというか・・。
きっと三歩は、山で死ねたら、
(山に還れて良かったぁ〜)、って言いそう。 (*^_^*)
そして、滑落者のピッケルを発見して、
手早く雪面に支柱を打つ手際の良さ。
フードをキュッと絞って準備する仕草だけで、
三歩の背中に、絶大なる信頼を寄せてしまいます。
本当にさりげない仕草ですが、
三歩が山のベテランなんだということを納得させる、自然な演技ですよね。
そして、青年が生きていることを確認して、
三歩が見せる、この笑顔!! ↑
あぁ、これが三歩なんだぁ〜 (^o^) (^o^)
ここ、脚本には、
「(クレバスの)暗闇を照らす、太陽のような笑顔」と書かれています。 (^_^)v
・・こんなペースで書いてると、
いつになったらラストにたどり着くのかわかりませんが、
サントラ聞きながら、シナリオ読みながら、
映画のシーンをTV番組から拾う作業が、今、一番の楽しみです。 (^o^)
あ〜、
次はいつ三歩に会いに行けるかなぁ?
まだまだ忘れているシーンがたくさんあると思うので、
皆様のお気に入りシーンも、是非聞かせてくださいね〜 (^^)/
食べ方が、なんともいいです。
あと、安心感を与えてくれる笑顔ですね。
よくがんばった!!
私にも言ってほしいです。
大きいスクリーンで観るにふさわしい画像で美しい日本の山見れて、山の厳しさも教えてもらえ、人間の強さも感じるいい映画ですね。