2009年 06月 23日
我慢してたけど
やはり一言いわずにはいられなくなってきました。
独断と偏見に満ちた感想ですので、
「スマイル」に共感して見ていられる方は、
無駄に色気のある、 ↓
この林さんの顎のラインと胸元だけ見ていただいて、(^o^)
記事はどうか、絶対にスルーしてくださいね。 <(_ _)>
この期に及んで脚本家変更したとのことですが、
正直、「今さら遅いよ」という気持ちです。
めざそうとしたテーマが、全て否定されるべきものだとは思いません。
でも、おそらくは脚本家の、
私の一般的感覚からのどうしようもない乖離が、
反感と不快感を生むのです。
そして、このドラマでそういう気持ちを味わった人は、
そう少なくはないのではないでしょうか?
細部の詰めが甘くて、矛盾だらけの展開。
今となっては、何の必要もなく、回数稼ぎでしかなかった「食中毒事件」。
せめて2時間ドラマとか、野心的な映画だったら、
まだ、「衝撃的な問題提示作」としてまとまったかもしれませんね。
まず、ビトという人間。
どこが「壮絶な生き様」なんですか?
そもそも、最初の冤罪をかけられて6年間も刑に服させられたのに、
なぜ林を憎みも恨みもせずに、
花を連れてタクシーから逃げるときまで、
「林さん」「失礼します」って敬語なんですか??
最初の大乱闘で、ビトも同じ相手を殴っていて、
どちらの傷が致命傷かわからなかった・・とかなら仕方ありませんが、
ビトは階下の片隅で、おののいて見ていただけですよね。
いくら凶暴な林が怖くて、表面上は従っていたとしても、
内心は恨んでいるのが普通ではないでしょうか。
そういうところが、どうしても理解できないんです。
そして、ついには林を射殺。
これだって、追いつめられて発射してしまったというのはわかりますが、
ビト自身に生命の危機が迫っていたというほどではなかったので、
裁判上は「正当防衛」というよりは、「過剰防衛」ではないのでしょうか。
そして何より、
「大事な人を守るために殺しました」と、
その、大事な、18歳の少女の前で平気で言えたということ。
普通の18歳の少女なら、
愛する人が、自分のために殺人を犯したら、
それだけで、罪の意識にさいなまれて、
自殺したくなるくらいのトラウマになるのではないでしょうか。
ビトが本当に花ちゃんのことを苦しめたくないなら、
「花ちゃんのために」ではなく、
「自分の身を守るために殺した」と言ってあげるのが、
「壮絶な男の生き様」ってもんではないんでしょうか??
・・でもまあ、花ちゃんも、
意識が戻って目の前で林が死んでいても、全くおののきもせず、
「私のために殺してくれたんでしょ?
ありがとー(ニコッ)」という、超少女ですから、
常人にはその心理ははかり知れませんが・・。
(それとも、今どきの若い女の子の発想って、そんなものなの!?)
とにかく、もうこの脚本家の描く人間の心理は、
全く納得できなかった。
それでも、ここまで来たなら、
最後にどう落とし前をつけるのか、見せて欲しかった。
どうせ視聴率だって低迷してるんだし、
小手先だけ一般人にも共感できるように改変して、
林さんも、実は虐待されてたかわいそーな子供だったんです、
なんてお涙頂戴話は、要らなかったと思うんです。
このまま、最終回だけ急に大団円になって、
安っぽい「スマイル」で終わるのなら、
本当に熱演していた、松潤も、ガッキーも、
旬くんも誰も彼も、
報われないと思います。
・・・
ごめんなさい、もう、やめますね。
マジメに見れば見るほど、突っ込みたくなって、
話が止まらなくなるので。
やはり、ストーリーは全て忘れて、
ただ、「イカレきった鬼畜の林さん」を堪能することだけ、
楽しめばいいんですよね。
では、第7話で最高の、「鬼畜の笑み」を・・ ↓
次回は、
明るい記事を書くようにしますので、
どうかこれに懲りずに、
また遊びに来てくださいね〜 (^^)/
そうなんです。脚本には、最初から違和感だらけでした。
人間の中に潜む社会問題を取り上げているはずなのに、
人間性が欠如している救いようのない台詞の数々・・・。
やっぱり、ビトと花に共感できないのは観てて辛いですね。
そして、10話のあんなにも簡単に極刑を下してしまう安易
な描写には目が点になりました。一体何が言いたいの~?
ドラマを観て、こんなにストレスを感じたのは初めてです。
すみません。初めてなのに、いっぱい叫んでしまって・・・。
これからも、カミママさんの記事を楽しみにしています!!
「スマイル」は、第一話で見事に脱落していまい、それ以降は林さん
以外は録画早送りで見てました。あとはファンブログで内容を把握する程度(汗)
見てると、なんだか悲しく、寂しく、やりきれない気持ちになって、とにかく後味が悪い・・・という印象しかないですね。
ボンビーしかりですが、オリジナル脚本ってかなりハードル高いのでしょうか。脚本家の力量のせいか、Pのせいなのか・・・いづれにしろ、出来上がった作品は「納得できないコトだらけ・・」でした。