2014年 06月 09日
まだ、だめです
そろそろ皆が落ち着いた感想を引き出している頃なのに、
私は今朝も、背後に誰かが立っている夢で目が覚めました。
(主人にまで、うなされていたと言われました(^_^;))
もともと小説とか映画とかに
めちゃくちゃ入り込んでしまうタチなので、だめなんです。
だからまだ、とりとめのないことしか書けませんが、
自分の心を鎮めるために、いま思うことを書かせてくださいね。 m(_ _)m
* * *
・・ラストシーンが屋上であることはわかっていたし、
インタビューの言葉からも、ハッピーエンドでないことは予想していたのに、
その斜め上を行く展開でしたね。 (T_T)
みんながいろいろ想像していたように、
石川が安藤もろとも身を投げたのならば、
自らの命を賭して自らの正義を貫く姿に、
悲しいながらも美しい、納得のベタな結末だったと思います。
もしくは、完全に裏の「必殺仕置人」になることを決意して、
覚悟の上で境界を超えて不敵に笑ったのなら、
それはそれで、エンタメとしての連続シリーズ誕生で(?)、
あくまで作り事のお話になって安心できたと思います。
それなのにあの、永遠に答えの出ない終わり方!
最終回の展開だけならば、単館系の映画館でそっと上映される、
人間の業をリアルに描いた芸術作品のようで、
胸をえぐられたまま、まだその穴を埋めるすべが見つかりません。
あれが現実だったとしても、石川の妄想だったとしても、
突き落としたのは、フッと魔が差した無意識の行為で、
そして我に返って、
息もできないほど驚愕し、絶望し、後悔する・・
思えば、旬くんが演ずるその最後の表情のためだけでも、
9話分のドラマの存在意義があったと感じます。
そしておそらくは、そんな不完全な存在が「人間」という生き物で、
「絶対的正義」なんていうものは存在せず、
それを追い求めようとすれば、
やはりその人も人間ではなく、「怪人」になってしまうんですよね。 (T_T)
そして、まわりの仲間たちがあれほど心配し、気遣ってくれたのに、
あそこに突き進むしかなかったのが、石川安吾という人でした。
もしもね、銃弾を受けて幽霊が見えるのが立花くんだったら、
こんな結末にはならなかったと思うんです。
いい意味で単純でまっとうな彼ならば、(^^)
その能力を上手に捜査に使って、
苦しくなったらきっと、
「オレ、幽霊が見えるんだよ、どうしよう・・」って、
班長や比嘉さんや安吾に相談できたんじゃないかと。
でも石川安吾には、決してそれはできなかった。
結局、誰にも心は開けなかった。
それは、愛する兄の心をを理解できずに死なせた自責の念を、
ずっとずっと自分の中に秘めて生きてきたから、
誰とも結局はわかりあえない、自分は独りなんだ、
という強固な殻を作ってしまっていて、
ただもうその中でしか、生きられなかったんだと思います。 (T_T)
「一番大切なものは、決してひとから奪ってはいけないんです」
そう語っていた、静かで確信に満ちた瞳。
愛する家族との海の思い出を一緒に見ながら、
「わかるような気がします・・」と微笑んでいた瞳。
「ゴミ出ししている班長を見て、信じることにしました」
と申し訳無さそうに語った瞳。
けれど、権力と掃除屋に敗北し、消えない苦渋を舐めさせられて、
どんどん心が壊れていった安吾。
安吾自身が第三話で言ったように、
「あなたは、つらい思い出のあるこの場所にいてはいけなかったんです」
犯罪と、裏切りと、死者の無念がうずまく警察という場所に、
弾丸を頭に抱えた安吾は、とどまっていてはいけなかったんです。
・・そんなことを言っても仕方ないのですが、ただもう、
「決して穢れない若い衆」だった石川安吾という青年に、
たいそう目をかけて惚れ込んでしまっていたので、
あのラストシーンには、胸を掻きむしられる想いがやまなくて、
ただもう毎日いろいろな想いがぐるぐると頭をめぐって、
まるで、息子を喪くした母のようです・・ (T_T)
* * *
もちろん、作品としては、
これほど素晴らしい作品に旬くんが出会えて、
本当に、本当に嬉しいです!!
ちりばめられたたくさんの伏線、
どの場面も、どの台詞も無駄がなく美しく、
すべてが、
安吾がこの最後を迎えるためにつながっていた。
終盤で急に、脚本家さんが饒舌なつぶやきを封印して去っていった時、
スタッフかキャストと何かトラブルでもあったのかと心配しましたが、
もしかしたら、このシリアスな最後を迎えるにふさわしい
幕引きをしたかったのかもしれません。
これほど難解な禅問答を視聴者に投げかけて、
潔く終わっていく民放連ドラは、久しぶりでした。
何年も何十年も、見たものの心に残る作品になったと思います。 (^^)v
もうすでに、50回以上ラストシーンをリピしましたが、
もう少し落ち着いたら、
旬くんの渾身の演技をまた、
ひとつひとつ語り尽くしたいと思います。
最終話はもちろん、
第一話からまたこのラストを踏まえて見ると、最初から涙が止まりません。
社会復帰は当分先になりそうですが、
どうか気長に、心のリハビリにお付き合いいただけたら嬉しいです。 m(_ _)m
2014年 06月 01日
そして、父になる
・・という話ではなく、(^_^;)
旬くん、おめでとう!
春頃からいろいろ報道があって、
しかも一戸建てを建てているというので、
遅かれ早かれだとは思っていましたが、
発表がこのタイミングで良かったです。
以前は、
さすがに子供ができたら離婚もしないだろうし(←そこ!?)、
父になった男性を「旬くん」呼びして
崩壊ブログを書くこともはばかられるかと思っていたので、
子供ができたら、そろそろここも潮時かな〜、なんて思っていました。
(もちろん、ファンはやめませんが!(^o^))
これが、去年のような露出の少ない時期の発表だとつらかったですが、
今なら全然、大丈夫。むしろ、感謝したいくらい??
というのも、男性は待望していた子供ができると、
ますます頑張っていい仕事をしてくれるものですから、
今年、旬くんがフル回転で仕事を入れて、
しかもそのクオリティが素晴らしく高いことの原動力になっているのなら、
本当に嬉しいことです。
年齢的にも、一般人であれば父になるのに最適な時期ですし、
今までも、芸能人らしくなく、恋愛も結婚も普通のやり方で、
アイドルとは違った道を自分で歩んできたのですから、
筋が通った、旬くんらしい人生設計だな〜、と関心しました。
昔から子供を欲しがっていた旬くん、
姪っ子ちゃんへの溺愛ぶりを思い出せば、
さぞかし自分の子供を可愛がるだろうし、
そんなツーショットは是非、見てみたかったんです。 (*^_^*)
むしろ、女の子だったらあれこれ買い与えて甘やかしすぎないか、
男の子だったら厳しく育てようと頑固親父になりすぎないか、
旬くんがどんなイクメンになるのか、
そんな姿も楽しみになっています。
こんな若いパパ ↓ にはならなかったけど、
素敵なお父さんになってくださいね。
ちょっぴり願うなら、どうか父親似の子供ができますように・・!? (^o^)
とにかく、本当におめでとう!!
というわけで、
安吾くんの方は、ついに最終回目前になってしまいましたね。
第七話はまさかの完膚なきまでの敗北で、
見ていても本当に苦しかったです・・。
いつも落ち着いていた安吾くんが、
第七話では怒りを露わにすることが多くて驚きましたが、
やはり第六話で、不完全燃焼な事件終結になったことが
彼の感情を追い詰めているのだと思います。
死者の声が聞こえるあまり、
死者に感情移入しすぎて、暴走していく安吾。
仲間たちはそんな安吾を心配しているからこそ、
(そんなあなたにはついていけませんよ・・)と背を向ける。
ドラマで皆が主人公を持ち上げるお約束の展開でなく、
こういうシビアさも持っているところが、骨太な作品だと思います。
そして第八話、またまた演技に引き込まれて
すっかり疑心暗鬼で見てしまったので、
まだ、あれで終わりって信じられないんですが・・(^_^;)
管理官が逮捕され、一件落着のあとで、意味ありげに出てきた幽霊。
安吾くんも、厳しい目でパトカーの方を睨んでいました。
もしかして、まだ幽霊は何か言っていたのでは?
管理官たちの現金窃盗を握りつぶした、さらなる上司がいたとか、
実はそこに、ひき逃げ犯の父親の、元公安委員長も絡んでくるとか、
ま、ま、まさか暴力団幹部の死に班長が関わっていたとか??
(故意ではなくとも、正義感のあまりに。)
班長は最後まで味方で、シロでいてほしいから、
最終話で実は・・なんていう展開は絶対にイヤです〜(T_T)
そして、すっかりいい相棒になった立花くんも、
いい人になればなるほど、「最後に死ぬフラグ」のような気がして、
あ〜、来週まで悶々としすぎて、どうしよう?? (>_<)
この、長身の、スタイルのいい3人の並びが大好きなんです!
驚愕のラストがあれば、印象には深く残る傑作になると思いますが、
でも、この3人がもう見れなくなるのはつらすぎます。
せいぜい、安吾くんが捜査か手術かで瀕死になり、
その生死がわからないまま終了・・
で、続編は、安吾くんが病院で目覚めるところから、
でいかがでしょうか、テレ朝さん! (^o^)
・・そして全てが終わっても、
私のBORDER中毒は治りそうにありません。
結末を知ってから、また最初から見返すと、
あれもこれもつながってくるものですし・・。
恋愛しようが、結婚しようが、父になろうが、
カッコイイものはカッコイイのだし、
彼の演じる役柄に、夢中になって、恋をして、
彼という一人の青年の生き方に、お芝居に、惚れ込んで、
その一挙手一投足に見惚れ、
その細やかな視線の演技に心奪われ、
ささやくようなベルベット・ヴォイスに耳をくすぐられ、
黙ってそこにいるだけの佇まいに胸を撃ち抜かれ、
・・やはり私は、これからも、
崩壊ブログを書いてしまいそうです。
そんな時は、どうか笑ってやってください。
これからも、どうぞよろしくお願いします(^o^)/
2014年 05月 19日
眉間の皺 * 第六話
早くも第六話まで終わってしまいました (*_*)
いつものようなミーハーなおちゃらかしの感想も書けないような、
重厚な物語に、すっかり引きずり込まれています・・。
ところで信長は、発表前日まで噂すら聞かなかったので、
本当にビックリしました〜!
旬くんブログで、「今年はやるぞ!」みたいなことが書かれた日から、
(きっと後半も、何かいいニュースがあるんだろうな〜)と期待していましたが、
まさかの、連ドラ(&映画化)とは! (^o^)
実は、大河がみたに氏脚本の戦国物と聞いて、
(ああこれでもう、大河で旬くんの信長を見ることは当分ないだろうなぁ)
とガッカリしたので、(←また、思い込みかもしれませんが、)
どんな形であれ、信長を演っている姿が見れるのは、嬉しいです!! (^^)v
・・そして、桃太郎第二弾も、おいえさんも、大満足でした。
直どんの天衣無縫の魅力に取りつかれ、原作も読んでいるのですが、
原作では直どんは小柄で女性に奥手な人と描かれていて、
ドラマでは、お千にもおいえさんにもモテモテ(?)だったのが、
嬉しい改変でしたね。 (^o^)
でも、すごく駆け足の展開だったので、
前後編で、もっとじっくりと栄枯盛衰のドラマを見たかったです。
さて、第三話も重たいテーマのお話で、
犯人を逮捕しても、誰も救われていない・・という、苦しいお話でしたが、
第六話もまた、見終わってなお悶々とさせられる終わり方でしたね。
第三話の時には、悩む安吾くんに比嘉さんが、
「暴力の連鎖を断ち切るのが、あんたの仕事でしょ!」と
救いの言葉を投げかけてくれて、
犯人の心情を理解しながらもなお逮捕して、
「殺されていい人間なんていないんです」
と、自分にも言い聞かせるようにつぶやいていた安吾くん。
けれど、第六話では、
犯人の言葉に引きずられてしまっているようなこの顔が、 ↑
不安をかきたてます・・。
「命を救う」という医者の正義を、
何度も何度も自殺未遂をすることで踏みにじってしまった患者たち。
それが許せなくて、自らの手で罰を下す・・
それは、冷静に考えれば医者の方の異常心理なのですが、
その心情は、安吾くんにも響いてしまったのではないでしょうか??
「殺人を許さない」という刑事の正義を、
踏みにじる犯罪者たち。
その犯罪者を、法にのっとったやり方で逮捕することができないから、
違法行為の世界に足を踏み込んで、自らの手で捕まえることにした安吾。
・・けれどいつか、さらに一線を超えたら、
「自らの手で罰する」ところまで、行ってしまわないのか?!
比嘉さんが到着した時、虚ろな瞳で会釈だけして、
肩を落として去っていった安吾。 ↑
自分がやっている違法行為は、この医者と同じなんじゃないか、
そういう苦悩もあったと思います。
犯人が死んでも誰も救われない、
被害者も、その家族も、そして犯人を見つけた自分も救われない、
そのことへの苦悩もあったと思います。
それと同時に、同じように兄弟の自殺を経験した者として、
「俺を苦しめるものから開放されたかった」という医者の言葉が、
安吾くんの体にも空いているはずの穴を、
ポッカリと大きくしてしまったかもしれません。
お兄さんがなぜ死んだのか、
どうして自分はあの朝、お兄さんの気配を察することができなかったのか、
・・永遠に見つかることのないその問の答えを、
また、安吾くんが探しだしてしまったら、苦悩はよけいに深まるばかりです。
でもおそらく、最強の敵に「敗北」することで、
「苦悩」を振り払って「決断」し、
そして、「越境」してしまうんですよね?
越境する先は、覚悟を決めての違法捜査という世界なのか、
自ら罰を下す、というところまで行ってしまうのか、
それとも、死の世界なのか・・??
グレーのスーツに明るいボーダー柄のネクタイだった安吾くんが、
もうすでに喪服のようなブラック・スタイルになってきていて、
この先、どこまで真っ暗な世界まで行ってしまうのか、
見るのが怖い気がします。 (T_T)
班長さん、立花くん、比嘉さん、
そして赤井・サイガー・スズキ・・
どうか、安吾くんをこちら側の世界に引き止めて!!
思えば第一話で、嘘の目撃者を仕立てた時に、
安吾くんはとっくに境界を超えていたんですよね。
それと察して、背中から「石川、」と呼び止める班長。
安吾くんは、何を言われるかわかっているから、
すぐには振り向かなかった。
一呼吸置いて、有無をも言わせない覚悟の瞳で、
決然と振り向きました。
だから班長も、「・・いや、いい。」と言葉を止めて、
でも、石川が立ち去ったあとに、肩を落とすんですね。
第三話でも、「盗聴したのか」と聞いて、
平然と「そんな事実はありません。」と答える石川に、
悲しそうに瞳を落とす。
「お前、あちら側にいくなよ」と
親父の愛情を注いでくれているのに、
反抗期(?)の長男坊は、もう止まれないんですよね・・ (T_T)
でもね、こんな時に救いになってくれるのは、
安吾の気持ちにシンクロして、救おうとしてくれる人よりも、
案外、脳天気な単細胞人間だったりするんです。
立花をイジっているときの安吾くんの、楽しそうなこと! (^o^)
安吾がダメになったときに、活を入れてくれられるのは、
班長か立花くんでしょうし、
鬱陶しい時もあるにしても、
やはりバディとして信頼しているのは、立花なんですよね〜。
それに、単細胞小学男子(←立花くん、ゴメンナサイ^^;)は、
ちょっと褒めれば、すぐに木に登ってくれるし!? (^o^)
第四話のように、
あくまで憎むだけでよい猟奇的殺人犯を逮捕して、
ホームレスのおじさんと安吾くんが見交わした笑顔。
第五話のように、
幽霊の願いをかなえて成仏させてあげられて、
どこかホッとして見せてくれた微笑み。
立花と比嘉さんの前で見せてくれた、
子供のように無防備な寝顔。
残りあと3話で、
そんなやすらぐひとときが、どうかありますように!
・・いろいろなものが見えすぎて、
いろいろな声が聞こえすぎて、
それを全部、一人で背負って、
眉間の皺を深く深く刻んでいくばかりの安吾くん。
大きいお姉さんは、安吾と一緒に苦悩して、
これ以上シワが増えるのは(?)つらいです〜 (*_*)
でもきっと、このドラマはハッピーエンドでは終わらなそうだから、
今から覚悟を決めましょうね!
とにかく、あの名作「Woman」のように、
とても重く、苦しいけれど、心の奥深くを揺さぶられるドラマで、
旬くんがこんなに見事に石川安吾を演じてくれて、
本当に、本当に嬉しいです。
抑えた音楽も、演出も、映像も、
そして重い中にも癒やしのある脚本も、素晴らしいです!!
BORDERの世界に引きずり込まれている皆様、
最後まで彼の運命を見届けて、
そしてできれば、
またいつの日にか安吾くんに会えることを祈りましょうね〜 (^o^)/
2014年 04月 28日
もう一人いる * 第二話
二度・三度と見ないとわからないことがたくさんありました。
最初は、犯行写真がリアルで怖くて
なかなかリピできなかったのですが、
神回(?)と高評価の第二話、
見れば見るほど素晴らしい出来でしたね! (^^)v
それにしても、噛めば噛むほど味が出るというか、
公式の「作り方」とかつぶやきとかを見て初めてわかるというか、
本当に奥の深いドラマに仕上がっていて、
しかも旬くんが見事にそれを演じてくれていて、最高です!!
それでは遅まきながら、
私の好きだったシーンにお付き合いくださいませ・・
肩にもたれかかる立花を、
(こいつ、うぜ〜な。ちょっとからかってやるか。)
という、ドSな目でチロリンと見下ろす安吾くん。
寝ぼけてうざかわいい中津のこと、
(こいつ早く自分の部屋へ帰んねーかな。)ってつぶやく、
佐野を思い出しました。 (^o^)
あわてて目を覚ます立花を横目に、
腕組みしてクスリと笑う安吾くん。
第一話では、
誰にでも突っかかる立花は本当にうざかったし、(←ゴメンナサイ)
この二人は本当に仲が悪いのかと思いましたが、
早くも第二話でデレデレでしたね〜 (*^_^*)
怪我しながらも復帰した安吾を、
悪態つきながらも心配してくれる立花くん、
実はなんだかんだいって、いいバディになりそうです。
それに引き換え、
最後まで、惚れ惚れするほどうざかったのは、この人!
丸山さん、第二話の影の主役ともいうべき熱演で、
素晴らしかったです〜!!
安吾のすごいところは、幽霊たちにすっかり慣れて、
キィーン→(お、来るな・・)という落ち着きはらった態度。
しかも幽霊に何を言われても動揺せず、
喜怒哀楽を表に出さず、
すべてを飲み込みながらも、その瞳だけに
怒り・哀しみ・迷い・・を映し出しているところ。
安吾のこの寡黙さが、
ともすれば安っぽくなりがちな「幽霊が見える」という設定を、
重く、まじめな作品にしてくれていると思います。
で、この鏡の前のシーンで安吾くんは、
真っ白なハンカチで何度も何度も手を拭いていたんですね。
最初は、(ずいぶん潔癖症なんだな?)と思っていましたが、
ドラマを見なおしてみたら、
犯人を助けようとするとき、手が血まみれになっていたから、
それを洗って拭い去ろうという気持ちを演じていたのだとしたら、
さすがです!
で、この時ハンカチを汚したので、
翌日ガラスで手を切った時にはハンカチがなかったんですかね〜?
そして、スタッフも絶賛の、このシーン!
3月上旬のこのつぶやきは、きっとこの階段のシーンですよね。
【DRAMA】こんばんは。今日も撮影の1日でした!
石川が死者と向き合う2話のあるナイトシーンを撮ったのですが、
ロケーションといい、ライティングといい、完全に映画クオリティの
素晴らしい画になりました!完成が楽しみですねぇ(^^)
長身の二人、
腰掛けても立っていても絵になりますが、
憎々しい犯人と、「新聞に嘘をリークする」という
ある意味エグい手段だけれど、真剣に交渉しようとする安吾。
「居場所を言えばお前の名誉は俺が守ってやる」というのが、
安吾が言うと本気に聞こえるんですね。
その後の、犯人の子供の母親に、
「息子さんとの平穏な暮らしを守りたいでしょう?」
と、脅しをかけるシーンも、
これがたとえばストロベリー◯イトのガンテツが言ったなら、
すごく卑怯でいやらしい手法に感じるんですが、(^_^;)
安吾くんが言うと、
これがまた、ギリギリのところで正義の手法と感じられる。
安吾の持つこの清廉さが、
この物語をグッと引き締めていると思うし、
金城さんのいう、「石川の聖性」なのかもしれません。
それにしても、
旬くんのスラリとしたスーツ姿が堪能できるだけでも、
このドラマは神です! (^o^) (^o^)
こんなシーンでも ↓
立ち去る安吾のスタイルの良さに、目を奪われます。 (*^_^*)
班長さんだって、
刑事にしておくにはもったいないような見てくれの(?)、
清廉潔白だった石川に、大きな期待をしていたに違いありません。
まあ、なんといっても「銀角」の時から、
エンケンさんには可愛がられてきたわけですし!? (^o^)
あの若かった旬くんが、
こんなに立派に主役を張るようになったなんて、
エンケンさんにとっても、嬉しい成長なんじゃないでしょうか?
遠藤憲一 @enken_enstower 4月21日
遠藤です。今日はBORDERの撮影でした。旬君の役はとても難しい役。
難しい役を淡々と演じきるのは本当に大変なことだと思う。
主演はその空気感で他の共演者も引っ張っていってくれる存在。
(中略)
旬君の難しいことをさらりと見せる姿勢に俺はいつも感動しています。
そして、
第二話で一番印象的だったシーンが、これ!
空き家のどこにも被害者がいなくて、
「どこにもいません・・」と打ちひしがれている安吾くん。 (T_T)
でもね、
いくら犯人におちょくられても毅然としていた安吾くんが、
こんな、裸の赤ん坊のような無防備な姿を見せられるって、
どれだけ班長と立花を信頼しているの!?
放映では天地逆の映像なのでわかりにくかったですが、
この時の安吾くんは、泣きそうなんですよね〜 (:_;)
弱り切っている姿が痛々しくて、
さすがの立花でさえハンカチを貸してやるし、
班長も、レンガで窓ガラスを割ったことを怒りもせずに、
「なんとか辻褄を合わせてやる」って、
二人とも、
どんだけ安吾を愛してるの〜?? (^o^)
けれど、犯人を目の前にすれば、
またたぎる怒りと悔しさで頬をピクピクと震わせ・・
このへんの旬くんの演技も素晴らしく、
家康にいびられても、グッとこらえる三成を思い出しました! (^o^)
だからこそ、無事に女子高生を発見して、たたき起こして、
最後にそっと頬に添えられた手が、優しくて。
なんだか毎回、
旬くんの大きくてきれいな手も堪能することができて、
幸せです〜 (*^_^*)
そして、三人の息が合ったこのシーンは、
緊迫したドラマに、ほのぼのとした一服の安らぎをくれました。
班長の笑顔がまるでお父さんのようで、
そうすると、安吾がしっかり者の長男で
立花がやんちゃな次男坊かな?? (^o^)
こんな笑顔を安吾が見せたのは、何日ぶりなんだろう?
けれどまたすぐに、
次なる疑問に突き当たってしまう安吾。
最初は、負けた犯人の強がりだと、
耳も貸さずに歩き去ったのに、
あとからジワジワと効いてくる一言、
「もう一人、いるぞ・・」
悶々とした安吾くんが、
思わず知らず救いを求めてしまうのが、彼女。
いくら刑事とは畑違いの検視官だからって、
階級にうるさい警察組織で、ここまでタメ口でいいの?
・・っていう気はしますが、
安吾くんにしてみれば、
同世代の女の子が精一杯強がっていて、
でも、彼女の専門分野の知識と洞察には一目置いていて、
しかも、欲しかった救いの言葉をポンと投げかけてくれる。
彼女がベンチで横に座った時、
(あれ、隣に座るんだ?)みたいに横目で見て、 ↑
「(食事の)相手は俺でいいのかよ。」 ↓
って言いながらも、まんざらでもなさそうな? (^o^)
・・なんていうか安吾くんって、
誰に対してもフラットな接し方なのが、すごいです。
どんな犯人にも関係者にも、「俺は正義の警察だぁ!」と
高圧的に権力を振りかざすことはしない。
かといって、階級とかの力関係で卑屈になることもなく、
ただひたすらに、自分の道を真っ直ぐ進んで行く感じ。
ある意味、「いつ死んでもおかしくない」自分だから、
あれこれ立場を考えずに信じた道を行ける、というか・・。
赤井たちにも、口調は上からですが、
彼らの技量に一目置いて、敬意を払っている感じ。
いつも真正面から、同じ高さで目を見て語りかけるというか、
(まあ、実際には長身の旬くんですが、(^o^))
とにかくどんな相手でも、一個の人間として
誠実に向き合っている人なんですね。
でも、
最後の子供のアップ、怖かったですね〜 (>_<)
あそこで子供がニヤリとでも笑ってくれたら、
すごくわかりやすくホラーになって、
このドラマは単なるホラーとして作られてるんだ、って
ある意味スッキリ安心(?)するんですが、
あそこで無表情だからこそ、
(この子は将来どうなるんだろう・・。
やはり犯罪者の血を引いて犯罪を犯すのか?
人間は遺伝に負けないで、まっとうに成長できるのか?
それともそういう、「犯罪者の子」という世間の目が、
この子を犯罪者へと育ててしまうことはないのか??)
そういう問いかけが、現実問題として投げかけられて、
社会的な難しいテーマを突きつけられて、終わるんですね。 (>_<)
そこがこのドラマのすごいところで、
答えは出さずに視聴者にゆだねて、
安吾と一緒に悶々とさせて・・ (^_^;)
いや〜、参りました!
旬くんがこの脚本と現場を大絶賛で、
毎日のようにつぶやいたり、ブログをアップしたりしてしまうほど(?)
今まで以上に惚れ込んでいるのも、よくわかります。 (^o^)
そしてリピを繰り返せば繰り返すほど、
お話のテーマも、
班長の大きくて深い愛も、
立花や比嘉のツンデレな愛も、
旬んくん曰く「B面」(+act miniより)の、
赤井・サイ&ガー・鈴木との関係も、
最初は見えていなかったものが見えてきて、
すっかりBORDER中毒になっています (>_<)
他にも第二話でこれは、という印象的なシーンがあれば、
是非是非、教えてくださいませ。m(_ _)m
このペースだと、第三話の感想は周回遅れになりそうですが、
これからもお付き合いのほど、
よろしくお願いしま〜す \(^o^)/
2014年 04月 14日
復活! * 第一話
うちのバカMacがいきなりお陀仏しました (>_<)
バックアップを取っていたつもりだったのに、
それもうまく働いていなかったのか、
半年分のデータが消えました (T_T)
このMacは1年に1回くらい壊れて、
そのたびに修理→初期化(全データ消去)という末路で、
いい加減うんざりしていたので、思い切って買い替えたんですが、
昔のソフトがそのままでは動かなくて、設定が難しい・・(^_^;)
ようやくなんとか復活してきましたので、
遅まきながら、旬活戦線(?)に復帰致します! (^o^)
BORDER 第一話、素晴らしかったですね!
いかにもテレ朝な(?)地味〜な映像・音楽なのに、
なぜか目が離せない。
映画みたいなスペクタクル感とかは皆無ですが、
ながら見できない、引き込まれる強さがありました。
特にこの、安吾くんがお母さんを落とすところ、
秀逸でしたね! (^^)v
旬くんが全くまばたきをしないで見つめているので、
こちらもまばたきできなくて、苦しいほどでした。
まるで自分があの母親になったかのように、
安吾くんが一枚一枚写真を出すたびに、
胸にグサッと突き刺さりました。
旬くんの目からツッと涙がこぼれた時には、
その穢れなさにハッとしました。
捜査の手段としては汚れた方法に手を染めたとしても、
石川安吾という人間は、やはり決して穢れないんだと思います。
病院で見えた幼女の幽霊も、
殺された男の子の幽霊も、
すごく可愛くて、だからよけいに切なかったです。 (T_T)
そして安吾くんが犯人の耳元に口を寄せた時、
あまりの色っぽさに、ドキドキしましたよね!? (*^_^*)
こんな風に顔を寄せられたら、
私が犯人だったら何でも白状しますが、 (^o^)
安吾くんの凄みのある聴取に、
「あんなに危ないやつだったっけ?」といぶかる同僚の気持ち、
よくわかりました〜!
そして、きれいに揃えられた長く美しい指で、
犯人の頬に触れるこの場面。
その手の、ヒヤッとした冷たさが伝わってくるかのようで、
ゾクゾクしました。
犯人を落とした決定的なあの台詞、
ここでこう使ってきたか! という展開も絶妙で、
脚本もさすが、大満足でした。
演出は相棒の方らしいので、
できればライバル立花は、相棒の伊丹さんのような、
憎まれ口をたたいてもどこか愛嬌のあるキャラにしてくれると
ホッとするのですが。 (^_^;)
あくまでハードボイルドな雰囲気で行くのか、
これから人情路線も入ってくるのか、楽しみですね。
シリアスな話のあとは、
ちょっと一息、笑顔の旬くん。 (*^_^*)
「スポーツ選手 光と影」の前振りとして、
深夜に放送された特別編、地方の皆様もご覧になれましたか?
「気になる外人選手、あの人は今」というテーマで、
旬くんは野球選手の名を上げたのですが・・。
司会の女性が、
「それでは小栗選手の選んだ外人・・」と言ってしまって、爆笑 (^o^)
旬 「久しぶりに、小栗選手、って呼ばれました〜」
大先輩の古田さんとタカさんに挟まれているせいか、
とってもお行儀よく座っていて、 (^o^)
拍手したり、膝に手をおいたり、腕組みしたり、
大きな手の動きを堪能できました。
お父様もお兄様も熱烈な阪神ファンの家庭で、
「阪神ファンじゃなかったら、ちょっとこの家にはいられない」
空気だった話、
ポンセという外人選手の名前がツボで、
やたらとポンセ・ポンセと発していた子供時代の話、
古田さんたちの時代の選手の話になるとついていけず、
借りてきた猫みたいにおとなしく、
夢中で盛り上がっている二人を見て
微笑んでいる様子・・
そんな旬くんも新鮮で、楽しかったです! (*^_^*)
ドラマではたぶんこんな笑顔は見られないだろうから、
「光と影」本編と合わせて、貴重な番組でした。
話は変わって、ルパンのヴィジュアルも公開されて、
そのカッコ良さに期待値大幅アップ!!
アニメも見ていた世代ですが、
少なくともルパンのヴィジュアルは文句なし!?
他のキャラも、動けばまた魅力が発揮されそうですね。 (^^)v
昨日ついでがあったので、
早速映画館でチラシをもらってきました。
旬くんの飛び蹴りが、カッコ良かったですよ〜 (^o^)
ただひとつ残念なことは、
録画機も不調で、「徹子の部屋」を見逃したこと・・(T_T)
動画サイトで、おしゃべりだけは聞けたのですが、
「あなたお姿お綺麗だから、ちょっと立ってみて」というくだりの、
旬くんの立ち姿とかが見れなくて。
もしもどこか、映像が落ちているサイトをご存知のかた、
教えていただければ幸いです。 m(_ _)m
それでは、これから3ヶ月、
安吾くんと一緒に走り抜けたいと思いま〜す! (^o^)/