楽しそうな予告が発表されましたが、
心を銀さんに持っていけません。
今はただ、稲見と、
彼に関わる全ての人達に心を奪われています。
ただ夜の暗闇で対峙しているだけで、
なんてヒリヒリするような緊張感のある二人でしょう?
体のアクションシーンはなかったのに、
ぶつかりあう心と心、
第9話もまた激しい、バトルシーンの連続だったと思います。
何しろ冒頭から、特捜班の和やかな場面。
将棋だのランチだの、これからの悲劇のフラグが立ちまくりで、
ほのぼのとは見れませんでした。 (T_T)
このタイミングで班長のあのセリフは、
金城さんに予知能力があるのか、
まさか、これに合わせて
金曜日のスクープじゃないと思いますが ^^;
そして、稲見くん。
天使ちゃんがキメッキメのオシャレして待っているのに、
髪型の変化に気づかない(褒めない)どころか、
そのヨレヨレの部屋着みたいな格好はどうなのよ!?
でもなんだか、色といい胸のマークといい、
いかにも自衛隊員が着そうな私服ですね?? (^^)
個人的にツボだったのは、
フランス映画(?)に爆睡しながら、
まるで子供みたいにしっかりポップコーンを抱えているところ!
それにしても皆様、読みが深くて、
この天使ちゃんの正体と今後についてたくさん予想されているんですが、
「実は敵側のスパイ?」という見方も、
「天使ちゃんが犯人に殺される?」という展開も、
今回のお話の感じだと無さそうで、
本当に天然の癒し系彼女、稲見にとってのやすらぎなのかもしれません。
そして私が一番うなった予想は、
「最終回で、もう二度とバーに来れない稲見を、
天使ちゃんがそれと知らずに待ち続けるラストシーン」
というのが、とてもありそうで怖いです・・(>_<)
でも、死んでしまって来れないのではなく、
何か大きな任務のために姿を消した、というのならいいんですが・・。
だって、デートを言い当てられてアタフタしたり、
お泊りはしないで、「映画見て食事しただけ」なんて、
まるで中学生みたいな稲見くん! (^o^)
本命登場ですね、に
「ま、そうなるかな」とあっさり認めて、
しかも、いざ本命となると肩の荷が重くなったなんて、
平凡な日常をこれでもかと描いて、
ラストが悲劇なのはイヤでも想像できますよね〜。
そして本当ならば、
かつての仲間との再会も、やすらぎのひとときであってほしかったのに。
睨み合ったまま距離を縮めてハラハラさせながら、
いかにも自衛隊のバディという感じでガシッと抱き合うところは
でかい背中が格好良かったです (*^^*)
自らも囮としてかつての仲間を騙し、
相手ももちろん来る気はなく、稲見を騙している。
イライラとカウンターをたたく指の美しさに、
つい見惚れてしまいましたが・・
現れぬ結城を探しに「ちょっとそこら辺まわってきます」
と言った時には、
(やめてぇ〜、安吾くん、頭を撃たれちゃうよ!!)
と心のなかで叫んでしまいました。
これ、絶対にBORDERのシーンを意識してますよね? (^o^)
あくまでも、結城の過去と目的を教えようとしない局長に、
深い絶望と哀しみをたたえた瞳が、
切ないほどに綺麗で・・
国家のために結城を撃て、と言われて、
返事をしないまま立ち去った稲見を見送りながら、
鍛冶さんは考えあぐねているようでした。
このまま命令を聞いて通過儀礼をクリアするのか、
それとも国家に消されるのを覚悟で反逆してくるのか、
(あいつはどう出るだろう・・?)
というのが、まだ読みきれずに迷っているような。
今回の爆発で特捜班が怪我していないのは
次回予告で分かりましたが(笑)、
最終回の稲見も、
こんなシーンで終わりそうで不安です〜 (>_<)
「稲見は生きてるの?死んでるの!?」
という阿鼻叫喚を残して、映画に続く・・かも?? (^o^)
とにかくモヤモヤするラストだそうなので、
つかのまのやすらぎを今、味わっておきましょう (^o^)/