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王様の耳はロバの耳

苦しいのは、これから

Someday never comes.
(いつか、という日は来ない。だから今じゃなきゃ、だめなんだ。)

学生の頃から、心に突き刺さる言葉でした

あれから毎日、泣いています

その死を知って泣き、
旬くんの辛さを思って泣きました

悲願の舞台があったことを知って泣き、
それがハムレットであったことを知って、また泣きました

舞台に通っていれば、
何回かは劇場やロビーでお見かけしていましたし、

二人のやりとりをメディアで垣間見ていて、
失礼ながら勝手に、口うるさい頑固者の
でも、ものすごく孫を溺愛しているおじいちゃんみたいに思っていたので、

自分も面識のある人が亡くなったかのような
そんな悲しさがありました

お通夜に来た時の、旬くんの硬い表情に泣き、
その晩、皆で泣き明かしたのでしょうか、

翌日の、涙袋の腫れた顔に、また泣きました

涙が溢れてしまうのを恐れるかのように、
早口で、感情を殺して伝える弔辞の声、

途中からライブで聞いていたのですが、

「信じてくれて」 という言葉に泣き、
「不安だから」という本音に泣き、
「道を照らし続けてくれて」という思いに泣きました

そして何より、
「僕はこちらで頑張ります」ではなくて、

「こちらで苦しんでみようと思います」
というその言葉に、涙が止まりませんでした

旬くんは、切実に感じているんですよね

あの人を喪くして、
果たして、道に迷わずに頑張って行けるのか、
わからないんですよね

横道にそれても、
袋小路にはまりこんでも、

王道を照らす明かりを頼りに戻っていけた、これまでの日々

信じていてくれて、
待っていてくれて、
その手を差し伸べてくれた、あの人

寄る辺ないこの先の旅路を、
一人で迷わずに辿っていけるのか、

苦しみながら、探して行くしかないことを、
わかっているんですよね

・・辛いのは、苦しいのは、
これからです

ものすごく近しい人を亡くした時は、
最初は法事などに忙殺されてあっという間に過ぎてしまいますが、

時間が立つにつれて、
ただもう、純粋な悲しみだけが、襲ってきます

その人の不在が、喪失感が、
嵐のようにのしかかってきます

しかも、寝る間もないほど忙しい現場でもあれば
気も紛れるでしょうが、

ゆとりある時間は、
凶器にも似た悲しみとなって襲いかかるはずです

だから、一縷の望みを託していたけれど、

今日、ハムレットの中止を知って、
また泣きました・・

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今回、年始の埼芸スケジュールに載っていた
10月のハムレットを演るのは旬くんだったのだと、

わりとすぐに話が出てきて、驚いていたんです

うがった見方かもしれませんが、それはまるで、
このまま言わないでいたら、なかったことにされてしまうから、

早く発表してしまって、
どんな形でもいいから演じたい、

旬くんがそう言っているかのように感じていました

でも、主催者のホリ○ロが「追悼公演」をぶち上げるとしたら、
その主役は旬くんであってはならないわけで、

それは、自社所属の申し子たつやくんか、
もしくはもっと大御所のベテランでなくてはならないわけで、

難しいだろうと思っていました

しかも、実質的に「最後のハムレット」を演じたのは、
申し子なのだ、という記録は永久に残ります

だから、「約束していた僕との公演、どうします?」
という呼びかけは、

旬くんの、最後の直訴に聞こえました

でもやはり、無理でしたね

もちろん、主催側の判断だけではないかもしれません
どのスタッフにとっても、
「最後のハムレット」を演出することはあまりにも難しいから

でも、せっかく3ヶ月スケジュールを明けていたのだから、
何らかの形で、旬くんも参加できるような追悼公演が、
実現して欲しいと願っています

「ムサシ」の時に、まわり(主催者?)の反対を押し切って、
「小次郎は小栗でやりたいんだ!」と押し通してくれた蜷川さん

なのに、その思いを裏切って海外公演を断って、

蜷川さんは怒っただろうし、
主催者へのメンツも立たなかったと思います

虫がいいかもしれないけれど、
その贖罪の機会を与えて欲しいんです

・・それに、ただでさえ淋しい秋にポッカリ時間が空いたら、
亡くした人への思いで、心が潰れてしまうから、

もしも舞台が無理ならば、
急にドラマや映画の予定を入れるのも無理だと思うので、

自主制作の第二作でもいいです、
何かに忙殺されるような企画を、

今こそ山本社長の辣腕で実現してください!

・・・

本当に苦しいのは、

旬くんも、

ファンの私たちも、

これからです

・・・

ごめんなさい、
こんな老婆心が杞憂に終わりますように

私たちの旬くんは、
一人でも立ち上がれるほど、充分強いかもしれませんね?

今はただ、
信じています

信じて、待っています・・
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Commented at 2016-05-17 22:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-05-17 23:00 x
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by harupyonri | 2016-05-17 18:50 | 小栗旬 | Comments(2)