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王様の耳はロバの耳

汗にまみれて * 第三幕−2

単発ゲストかと思いきや、
まさかの準レギュラーでびっくりしました〜 \(^o^)/

うーまんの信さんくらいの出番・重要性のキャラなのかな?
シーンは少なくても、印象に残る役であってほしいです。

でも、どうみても安吾くんの生まれ変わり(?)みたいな姿で、
冷静な気持ちでは見られそうにありませんが・・

しかも、はるばる旭川まで行っていた様子もダダ漏れで、
(NHKは野次馬の携帯撮影を規制しないのか??)
さらに楽しみが増えましたね!

でも、まだまだ私はケンが忘れられません!
というわけで、つづきです。

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前楽の夕暮れです。

ロスコにとってのREDは、今まさに暮れつつあり、
やがて漆黒の闇へと飲まれていきます・・

 * * *

真新しいキャンバスの出来栄えに満足し、
「さあ、下塗りをしよう」というロスコ。

英書には、二人は既に何回もこの工程を経験しているので、
熟練の儀式を見せる、と書かれています。

事実、初日から二人の息はぴったり!

2つのバケツを置く位置、
ケンがそこに半分ずつ絵の具を分けるときの注ぎ方、いつも同じ。

ちょっと変わっていったのはブラシの渡し方で、
最初の頃は普通に渡していたと思うのですが、

後半は、手術室でドクターにメスを渡すナースみたいに、
ケンがロスコの手にブラシをパシッと渡していました。

ロスコはキャンバスの下手に立ち、ケンは上手にしゃがみ、

目で開始の合図をするロスコに、
真剣な表情で頷くケン。

今までの静かな曲とは違い、盛り上がる音楽をかけ、
その音の高まりとともに、

100m走でスタートするみたいな勢いで、
真っ赤な絵の具をダイナミックに塗りたくる二人!

ケンはいつも左手に持ったブラシで塗っていましたが、
ロスコは中盤からブラシと素手で塗っていて、
終盤には両手とも素手で塗っていました (^o^)

上部を塗りたくるロスコの絵の具が、
しゃがんだケンの白いTシャツの背を赤く染め、

旬くんの頭・顔・首筋に飛び散り、
最初は驚きましたが、

これは、その後のシーンに必要な演出でした。

だから時々、あまりケンが汚れていないと、
ロスコはわざと絵の具をケンの方に撒き散らせていました(^_^;)

途中で二人が左右の立ち位置を変えますが、
ケンがロスコの下をくぐる動作も、毎回完璧。

そしてケンがキャンバスの左側の側面を塗る時、
音楽に合わせてピョンピョン飛び上がるのが、カワイイ(*^^*)

下塗りはものすごい運動量なので、
二人とも息が上がっていきます。

田中さんは元気な時は右上までグルグル塗っていきますが、
疲れた日(?)は、右上の端をケンに塗らせます。

最初の頃は、役ではなく田中さんのままの様子で、
旬くんに、(あそこ塗り残してる)と
そっと指差して合図していたのですが、

だんだん、ロスコの役のまま、ケンに
「右上!」と大声で指示するようになりました (^o^)

終盤、田中さんは疲れると絵の具まみれの手で
旬くんの背中に手をかけて身体を支えるので、

ケンの背に真っ赤な手形がついてしまうことが
何回かありました。

ただ、この手形があまりにコミカルだと
その後のシーンにふさわしくなかったし、

何より、ここで親しげに身体に手をかけてしまうと、
ラストシーンの感動が薄れてしまいます。

それまでずっと、
もののやりとりも投げて渡すことがほとんどで、
親しく手を触れることがなかったのに、

最後の最後で、ロスコがケンの肩に手をかけてこそ、
感激して涙が溢れてくるのですから・・。

旬くんはといえば、
利き手とはいえ左手一本で塗り続けるのは大変で、

前楽あたりでは左手を動かすために
空の右手も対称的に振っていたので、

ちょっとロボットみたいな動きになってしまっていました (^_^;)

千秋楽ではそれを修正してか、偶然か、
右手にはバケツを持ったまま塗っていたので、良かったです。

塗り終わると後ずさりして出来栄えを見ますが、
この時、ケンは疲れて尻もちをつきます。

これは最初から演出であったのですが、
時には床の絵の具に滑って本当に転んだり、
横に足を滑らせたりしていました (*^^*)

ケンはロスコにタオルを投げて渡し、
自分はTシャツで手を拭きます。

最初の頃は、顔についた絵の具(汗?)を拭くために
Tシャツをまくることがあって、

そうすると、綺麗なおへそと
引き締まった腹筋がチラリと見えて、ドキドキ! (*^^*)

後半、あまり拭かなくなってしまって、残念でしたが、
でも、大仕事を成し終えたあとの充実した顔が、
汗にまみれていても、とても美しかったです。

英書では、ここでケンがTシャツを着替える、
と書かれているのですが、

そうはさせずに、絵の具まみれのままにした
小川演出は最高です!

さて、下塗りをチェックしていたロスコは、ケンに
「うん、なかなかいい。・・どう思う?」と尋ねます。

びっくりしたケン。
口を出して逆鱗に触れた、以前のことがありますから、

「僕ですか!? 僕に聞いてますか??」
と聞き返す、裏返った声が可愛くて、爆笑 (^o^)

「え〜っと、ちょっと待って下さい。
 うん、すごくいいです。なめらかで、均一で・・。」

考え考えしてそう答えてから、聞いていない風のロスコに、
「僕の意見、必要でした?」
「いや、全く。」

そんなそっけない答えにも、
(あ〜、やっぱりね)と嬉しそうに苦笑するケン。

二人の、いかにも息のあったバディ感、
信頼し合った師弟愛が感じられて、

この後の惨劇を前に、
つかの間の幸せな空気が流れます・・


つづく
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by harupyonri | 2015-10-16 09:54 | 小栗旬 | Comments(0)