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王様の耳はロバの耳

ビョーキです

久しぶりに発病してしまいました。
はい、「舞台通いが止まらない病」です・・ (^_^;)

といってもまだ3回しか見てないんですが、
とにかく、帰ってすぐにまた見たくなって、
チケットを探してしまいます。

旬くんが出ているとはいえ、
たいていの舞台は2〜4回見れば満足だったのですが、
「髑髏」に続いて記録を伸ばしそうな勢いです。

それだけ、この舞台が好きなんです!!

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というか、あれだけの台詞の洪水じゃないですか?
1回ではとても全部を理解できなくて、
右から左へ耳を通り抜けてる台詞が多いんですよね (>_<)

だから、行くたびに新しく心に突き刺さる台詞があるんです。
前回も聞いてはいたけれど、今回初めて実感できた・・というような。

それを語る二人の力量もさることながら、
脚本と翻訳も素晴らしいと思うので、
原作の洋書もポチってしまい、届くのを楽しみに待っています。

そんな私なりの、この舞台の見方、
ネタバレは極力しないで書いてみます。
(でも、一切の情報を入れたくない方は、
観劇後にまたのぞいてみてくださいね。)

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2回目の観劇は、30日だったんですが、
これが今のところ私の中では神回でした!

初日は緊張感が漂っていたし、
3回目の時は珍しくロスコがカミカミで、
しかも客席から不要なところで笑い声が多く、残念でした。

30日は二人ともほとんどかまず、感情豊かで、
しかも席もB列センターだったので、
たとえば怒りに震える空気が、そのまま伝わってくるようでした。

このお話、
もちろん前半にはチラッと笑いを誘うような台詞もあるのですが、
基本は真剣な言葉の闘いだと思うんです。

中盤からはすっかり惹き込まれて、
固唾を呑んで聞き耳を立てる感じです。

だから、二人が互いに毒を吐いて言う嫌味がおかしくても、
そこは笑わないで欲しい。

というか、二人が間髪入れずに言葉を交わすので、
そこで笑うと次の台詞が聞き取れなくなってしまうし・・。

もちろん、楽しみ方は人それぞれなので、
これは私の個人的な感想なのですが、

これはカリギュラみたいに、
客席にも緊張感が欲しい作品だと思います。
(髑髏の時は、大いに笑いましたが・・ (^o^))

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次に、ロスコのことを下調べするかどうかですが・・

私は初回はあえて何も知らずに臨んだので、
このお話のラストに感じた印象が、全く違っていました。

2回目はある程度調べてから見たので、
ロスコの台詞のひとつひとつに感じることが、180度変わりました。

遠征組で1回しか見れない方は、
ロスコのことを知ってから見られたほうが、
より深く心打たれるのではないかと思います。

だから2回目は、
この作品への感動で涙が止まりませんでした。 (T_T)

最後に、座席の位置にもよるのですが・・

旬くんの顔が正面から見えて素晴らしいのは、
前回も書いたようにバルコニーS席なのですが、

1階の前方席センターからだと、また別の素晴らしさがありました!

舞台後方にある入口の三方が、
まるで額縁のような木枠(?)に囲まれているので、

その前に旬くんが立つと、
まるで絵の中に描かれたギリシャ彫刻のようなんです (・∀・)

特に、ロスコのキャンバスをどかしたときには、
背景が真っ黒な壁なので、

黒いバックに浮かび上がる旬くんは、
スタイルといい、シュッとした横顔といい、
本当に綺麗でした!!

逆に、赤い絵をバックにケンが語る時は、
まるで血塗られたような背景の中、壮絶です。

これは、舞台の床が見えない角度の席だと、
照明とも相まって、素晴らしい視覚効果だと思います。
(それを狙ったのかどうかはわかりませんが・・)

・・さてさて、
勝手なゴタクを並べてしまいましたが・・(^_^;)

田中さん演ずるロスコの、
最後の最後までロスコであり続ける偉大さ、素晴らしいです!

TVで見ていた、穏やかな上司役みたいな印象とは、
全く違う激しさに驚きました。

そして、旬くん演ずるケンの、
小劇場ならではの、微妙な感情の揺れの表現が素晴らしいです!!

旬くんはずっと、こういう舞台がやりたいって言っていましたよね。
マイクを通じて台詞をしゃべる、大掛かりな舞台ではなくて、

かすかに歪めた口元や、まばたきや、うつむき加減で、
役の感情を伝えられるような、小さな舞台で。

まくし立てるロスコの言葉を浴びせられている時のケン、
台詞はないけれど、

その表情から、手のおきどころから、
立ち方、歩き方、背筋の伸ばし方から、

その感情が、変化が、成長が、手に取るようにわかります!

もし可能ならば、2回目の観劇をする方は、
ずっと旬くんを見ていてください。(田中さん、ごめんなさい(>_<))

それだけの素晴らしいお芝居をしてくれています。

ロスコとケン、
二人の存在に惹き込まれて、

見終わった後も、たくさんたくさん考えさせられる作品です。
この作品を旬くんが演ってくれて、本当に嬉しいです!!
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Commented by マリ at 2015-09-08 06:11 x
カミママさん、おはようございます。
発病!何だか嬉しいです(笑)。無駄な台詞がいっさい無いので本当に何度も通い確かめたくなってしまいます!
舞台を観る角度での視覚効果、、、私は今度はバルコニーS席、、、正面前方からの席は叶わずで残念です。
小栗くんの繊細で丁寧な演技は素晴らしいですね!感情を伝えるのが上手いな~と改めて感じました!
by harupyonri | 2015-09-06 01:18 | 小栗旬 | Comments(1)