ブログトップ

王様の耳はロバの耳

眉間の皺 * 第六話

・・というわけで、安吾くんの眉間の皺に悶々としている間に、
早くも第六話まで終わってしまいました (*_*)

いつものようなミーハーなおちゃらかしの感想も書けないような、
重厚な物語に、すっかり引きずり込まれています・・。

ところで信長は、発表前日まで噂すら聞かなかったので、
本当にビックリしました〜!

旬くんブログで、「今年はやるぞ!」みたいなことが書かれた日から、
(きっと後半も、何かいいニュースがあるんだろうな〜)と期待していましたが、

まさかの、連ドラ(&映画化)とは! (^o^)

実は、大河がみたに氏脚本の戦国物と聞いて、
(ああこれでもう、大河で旬くんの信長を見ることは当分ないだろうなぁ)

とガッカリしたので、(←また、思い込みかもしれませんが、)
どんな形であれ、信長を演っている姿が見れるのは、嬉しいです!! (^^)v

・・そして、桃太郎第二弾も、おいえさんも、大満足でした。

直どんの天衣無縫の魅力に取りつかれ、原作も読んでいるのですが、
原作では直どんは小柄で女性に奥手な人と描かれていて、

ドラマでは、お千にもおいえさんにもモテモテ(?)だったのが、
嬉しい改変でしたね。 (^o^)

でも、すごく駆け足の展開だったので、
前後編で、もっとじっくりと栄枯盛衰のドラマを見たかったです。

f0153101_166257.jpg


さて、第三話も重たいテーマのお話で、
犯人を逮捕しても、誰も救われていない・・という、苦しいお話でしたが、

第六話もまた、見終わってなお悶々とさせられる終わり方でしたね。

第三話の時には、悩む安吾くんに比嘉さんが、
「暴力の連鎖を断ち切るのが、あんたの仕事でしょ!」と
救いの言葉を投げかけてくれて、

犯人の心情を理解しながらもなお逮捕して、
「殺されていい人間なんていないんです」
と、自分にも言い聞かせるようにつぶやいていた安吾くん。

けれど、第六話では、
犯人の言葉に引きずられてしまっているようなこの顔が、 ↑
不安をかきたてます・・。

「命を救う」という医者の正義を、
何度も何度も自殺未遂をすることで踏みにじってしまった患者たち。

それが許せなくて、自らの手で罰を下す・・

それは、冷静に考えれば医者の方の異常心理なのですが、
その心情は、安吾くんにも響いてしまったのではないでしょうか??

「殺人を許さない」という刑事の正義を、
踏みにじる犯罪者たち。

その犯罪者を、法にのっとったやり方で逮捕することができないから、
違法行為の世界に足を踏み込んで、自らの手で捕まえることにした安吾。

・・けれどいつか、さらに一線を超えたら、
「自らの手で罰する」ところまで、行ってしまわないのか?!

f0153101_16185549.jpg


比嘉さんが到着した時、虚ろな瞳で会釈だけして、
肩を落として去っていった安吾。  ↑

自分がやっている違法行為は、この医者と同じなんじゃないか、
そういう苦悩もあったと思います。

犯人が死んでも誰も救われない、
被害者も、その家族も、そして犯人を見つけた自分も救われない、
そのことへの苦悩もあったと思います。

それと同時に、同じように兄弟の自殺を経験した者として、
「俺を苦しめるものから開放されたかった」という医者の言葉が、

安吾くんの体にも空いているはずの穴を、
ポッカリと大きくしてしまったかもしれません。

お兄さんがなぜ死んだのか、
どうして自分はあの朝、お兄さんの気配を察することができなかったのか、

・・永遠に見つかることのないその問の答えを、
また、安吾くんが探しだしてしまったら、苦悩はよけいに深まるばかりです。

f0153101_162773.jpg


でもおそらく、最強の敵に「敗北」することで、
「苦悩」を振り払って「決断」し、

そして、「越境」してしまうんですよね?

越境する先は、覚悟を決めての違法捜査という世界なのか、
自ら罰を下す、というところまで行ってしまうのか、
それとも、死の世界なのか・・??

グレーのスーツに明るいボーダー柄のネクタイだった安吾くんが、
もうすでに喪服のようなブラック・スタイルになってきていて、

この先、どこまで真っ暗な世界まで行ってしまうのか、
見るのが怖い気がします。 (T_T)

班長さん、立花くん、比嘉さん、
そして赤井・サイガー・スズキ・・

どうか、安吾くんをこちら側の世界に引き止めて!!

f0153101_16343995.jpg


思えば第一話で、嘘の目撃者を仕立てた時に、
安吾くんはとっくに境界を超えていたんですよね。

それと察して、背中から「石川、」と呼び止める班長。

安吾くんは、何を言われるかわかっているから、
すぐには振り向かなかった。

一呼吸置いて、有無をも言わせない覚悟の瞳で、
決然と振り向きました。

だから班長も、「・・いや、いい。」と言葉を止めて、
でも、石川が立ち去ったあとに、肩を落とすんですね。

第三話でも、「盗聴したのか」と聞いて、
平然と「そんな事実はありません。」と答える石川に、
悲しそうに瞳を落とす。

「お前、あちら側にいくなよ」と
親父の愛情を注いでくれているのに、

反抗期(?)の長男坊は、もう止まれないんですよね・・ (T_T)

f0153101_16423053.jpg


でもね、こんな時に救いになってくれるのは、
安吾の気持ちにシンクロして、救おうとしてくれる人よりも、

案外、脳天気な単細胞人間だったりするんです。

立花をイジっているときの安吾くんの、楽しそうなこと! (^o^)

f0153101_16445271.jpg


安吾がダメになったときに、活を入れてくれられるのは、
班長か立花くんでしょうし、

鬱陶しい時もあるにしても、
やはりバディとして信頼しているのは、立花なんですよね〜。

それに、単細胞小学男子(←立花くん、ゴメンナサイ^^;)は、
ちょっと褒めれば、すぐに木に登ってくれるし!? (^o^)

f0153101_1651253.jpg


第四話のように、
あくまで憎むだけでよい猟奇的殺人犯を逮捕して、
ホームレスのおじさんと安吾くんが見交わした笑顔。

第五話のように、
幽霊の願いをかなえて成仏させてあげられて、
どこかホッとして見せてくれた微笑み。

立花と比嘉さんの前で見せてくれた、
子供のように無防備な寝顔。

残りあと3話で、
そんなやすらぐひとときが、どうかありますように!

・・いろいろなものが見えすぎて、
いろいろな声が聞こえすぎて、

それを全部、一人で背負って、
眉間の皺を深く深く刻んでいくばかりの安吾くん。 

大きいお姉さんは、安吾と一緒に苦悩して、
これ以上シワが増えるのは(?)つらいです〜 (*_*)

でもきっと、このドラマはハッピーエンドでは終わらなそうだから、
今から覚悟を決めましょうね!

とにかく、あの名作「Woman」のように、
とても重く、苦しいけれど、心の奥深くを揺さぶられるドラマで、

旬くんがこんなに見事に石川安吾を演じてくれて、
本当に、本当に嬉しいです。

抑えた音楽も、演出も、映像も、
そして重い中にも癒やしのある脚本も、素晴らしいです!!

BORDERの世界に引きずり込まれている皆様、
最後まで彼の運命を見届けて、

そしてできれば、
またいつの日にか安吾くんに会えることを祈りましょうね〜 (^o^)/
[PR]
Commented by konkon at 2014-05-19 22:14 x
こんばんは!お待ちしておりましたよ~(^^) BORDERにハマりすぎてか、私自身まったく感想が書けません。見終わったあとはモヤモヤ感でいっぱいです。これからどんどん重たい内容になっていきそうで、安吾が心配です。最終回の「越境」の意味ばかり考えてしまいます。立花をイジル時の安吾が大好きで、そういうことが出来る場所に留まっていて欲しいです。
by harupyonri | 2014-05-19 17:22 | 小栗旬 | Comments(1)