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王様の耳はロバの耳

古き良き日本 * パート2

旬くん絶賛の、沖田監督著「ユートピアを探して」で
撮影開始前の幸一くんたちのロケハンの様子を読んでいたのと、

もう一回、キツツキを見て確かめてから感想の続きを書きたくて、
しばらく間が空いてしまったのですが、

当分どうにも行けそうにないので、
遅まきながら第二弾です。 (^_^;)

その間に、
「サングラス鳥飼くん」は出るは、
「甘栗旬探偵」は出るは、

捕獲に忙しい日々だったのですが、
そこらへん、まるっとスルーさせてくださいませ。 <(_ _)>

そして今回のショットは「エクラ」から。
モノクロだからこそ、素材の美しさが引き立つショットですね!

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短髪で自信に溢れた瞳の旬くんには、
あの幸一くんの面影もありませんが、

こうして二人が肩を寄せていると、
やっぱり親子みたい! (^o^)

若手監督として成功を収めて、
久しぶりに克彦さんに挨拶に来た幸一くん・・でもいいかな??

旬くんが頬に手を当てている姿は大好きなので、
この、陶器のようにすべらやかな肌の一枚は貴重品です。 (^_^)v ↑

さてさて、映画の感想に戻りますが・・
かなりとりとめないので、お許し下さいね。

・・・ロケ地の川が見つかって、小沢商店にやってきた一行。
隣に座った店主のよしおさんが台本を覗き込むので、ちょっと困った幸一くん。

東京の初日舞台挨拶の時、旬くんは、

『「ユートピアを探して」には、ロケハンの時の、
 まだちょっと元気な幸一の姿が描かれています。』って話していましたが、

確かに本の中の幸一くんは、
ロケハン中に鹿を見つけると感激して、
スタッフを置いて山を登って鹿を追いかけていってしまったり、

小学校の体育館を見に行ったのに、
そこにあった古倉庫をどうしても見たいと言って開けさせたり、

とにかく、何かに惹きつけられると諦めない、
こだわりの強い監督さんとして描かれていました。 (*^_^*)

でも、案内してくれた役場の人の一族郎党がすごく濃いキャラで(?)、
地元の人が集まって歓迎の宴会をしてくれたのに、

こっそり宴席を抜け出して子供達とTVを見てしまうような若者で、
「そつなく社交的に振る舞うことのできる大人」じゃないので、

よしおさんのことも、半分迷惑がっているような・・。 (^_^;)

そのくせ、鳥居さんが克彦さんに道案内を必死に頼んでいるのに、
小沢商店の中だか、壁の張り紙だかを興味津々で覗き込んでいて、

(ちなみに、ちょっと知恵遅れ風のよしおさんは、
 ロケバスの中を同じように興味津々で覗き込んでいます。 (^o^))

克彦さんに「おい、若いの!(道案内くらい)できるよな!」
と一喝されても、しれっと「すみません・・」としか言わなくて。 

「やめさせた方がいいぞ、あいつ。」
という克彦さんのセリフに、爆笑でしたよね!

でも、ここまで何回も、「彼は監督なんです」と言う機会があったはずなのに、
そうは言わない鳥居さんと、自分からももちろん言えない幸一くん。

「幸一が監督として自他共に認められていない」っていう空気が、
ひしひしと伝わって来ました。 (T_T)

それなのに、「もう、僕が誘導します〜」とまで弱気にはならなくて、
「僕は監督だから、それは僕の仕事じゃない」っていう、プライドなのか?

単に、どうに「動いたらいいのか」わからないだけの、
ほんとーに仕事慣れしていない若者なのか??

ここら辺の幸一くんの態度には、
やはりちょっと喝を入れてやりたくなるのは、私の年齢ゆえでしょうか。 (^_^;)

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だって、シュアリーの監督をした時の旬くんは、 ↑
率先して大道具を運んだり、裏方の仕事もやっていましたよね。

監督としての仕事を優先させるべき時もあるだろうけど、
動けるときは自らも動く、

そういう「現場での基本」がわかっているのは、
やはり、子役から芝居の世界で生きてきた旬くんならでは。 (^_^)v

幸一くんは、旅館の跡取り息子だけあって、
やはりボンボン育ちなんですね〜。 (^_^;)

さて、河原でのゾンビ撮影が始まって、
「逃げて!(カメラに入らないで!)」と言われて、

わけもわからず、必死で怖いもの(?)から逃げていく克彦さん! (^o^)

「死んだかな?死んでないんかな?
 ・・その余韻は大事にして下さいね。」

という無理な注文を出すADさんに、「ああ。 ああ。」と頷きながら、
舞い上がって全然わかっていない様子の克彦さん。

使えないアシスタントの坪井くんが、怒鳴られ蹴られている様子に、
ビクッと驚きながらも、「おい、大丈夫か?」と小声で気遣う克彦さん。

映画の現場の厳しさ、荒々しさ(?)に面くらいながらも、
自分なりに一生懸命演じたのに、

「ちゃんとやってくださいよ!」と怒られてしまって、
殊勝に「・・あ・・すみません」と謝る克彦さん。

シナリオには、「すみません」は一回しか書かれていないんですが、
本編では、遠ざかっていったADさんに、もう一度、

「すいまっせん!」と遠くから謝ったのは、
役所さんのアドリブでしょうか??

これでよけいに、
律儀で真面目な克彦さんが愛おしくなりました。 (*^_^*)

でも、そんな風に怒られる不条理さにイライラしているところに、
ぼ〜っと台本を読みながら通りかかる幸一くん・・。

「おい! 使えないの!!」 という呼びかけに、
迷いもせずに 「ハイ!」 と振り向く場面に、爆笑!

やっぱり、自覚あったんですね〜。 (^o^)

帰っていいかどうか、スタッフに確認しに走るところまではいいんですが、
御礼も言わずに、 「あ、帰っていいそうです。」

(さんざん手伝わせといて、それだけか? このメイクはどうすんだ??)
と、憮然とする克彦さんの気配にも気づかず、

「帰って下さい。」 と、指示を出すような幸一くん・・。 (^_^;)

克彦じゃなくても、
「全く、人のこと何だと思ってるんだ! 
 田舎者だと思ってなめてんのかぁ!?」と叫びたくなるような?? (>_<)

メイクさんがいないのでそのまま帰れと言われ、
もう、怒りを通り越してあきれて笑ってしまい、

言葉も出ないままジリジリと幸一に詰め寄る克彦さんと、
愛想笑いしながら、ジリジリ後ずさりする幸一くんの姿が、
最高でした〜! (^o^)

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このショットを見ると、
どんだけ旬くんの脚は長いんだ!・・って今さらながら驚きます。 (*^_^*)

旬 「これはすごく日本映画っぽい作品だと思ったんです。
   小さな世界の中で、日本の風景があって、
   その中で生活してる人たちがいて、

   大がかりな事件は起こらないけど、
   なんかほっこりする。

   子供の頃見た日本の映画って、こうだったなぁって。」

役所 「あんな山奥でも、人間関係は今、
    さほど濃密じゃないのかもしれない。

    でもこの、映画の撮影という事件によって、
    近所付き合いとか仲間との繋がりが、蘇ったんじゃないかな。」

確かに、この河原のゾンビロケのあたりまでは、
ロケ隊(都会の人) VS 田舎の人
映画のプロ VS 素人

みたいな対比で描かれていて、
どこかちょっと、ロケ隊は地元の人をなめてるというか、

慇懃無礼に頼んではいても、上から目線というか、
そういう現実感がにじみ出てくるんですが、

後半、地元のエキストラの協力で本当に映画が良くなってくると、
スタッフも地元の人に敬意を払い、本当に感謝して、

そして最後は、
みんなが一丸となって完成させる!

そういう素晴らしい一体感、達成感が溢れ出て、
「大勢の人間が知恵や力を出し合って作る映画の素晴らしさ」が、

あの高揚感を生むんですよね。 (^o^)

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まさに、「古き良き日本」の、
人と人との絆を感じさせてくれて、

震災直後の撮影だったから迷ったという旬くん達も、
この完成作には大満足だったのではないでしょうか・・。

ある意味サイアクの(?)出会いだった克彦さんと幸一くんが、
これからどんな絆を結んでいくのか、

また、少しずつ少しずつ、反芻していきたいと思いますが、
このペースだと、何日かかることやら・・!? (^_^;)

でも時間ができたら、
映画の中のシーンの写真も追加したいと思っていますので、
またおつきあいくださいね〜 (^^)/
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Commented by さよりん at 2012-03-09 08:41 x
おはようございます。
昨日はコメントをありがとうございました。
リンクがうまくいかなかったので、お名前で検索してブログにたどり着きました。

うちの息子も、心の中はともかく、
感謝や気遣いの言葉が一言足りないところがとてもあるので、
幸一くんに違和感はあまり感じなかったのですが、
克彦さんの最初の気持ちはそうだったんだろうなぁと思いました。

車の誘導を幸一くんが「僕がします。」と言わないのは、
プライドと言うより、
頼りない監督でも、やはりずっと現場にいないと、
先に着いたスタッフの仕事が進まないことが分かっているからではないでしょうか。

カミママさんのおっしゃるとおり、
映画に限らず、
大勢の人間が知恵や力を出し合ってなにかをすることは素晴らしいと思いました。
沖田監督は、お若いのに人の気持ちをよくわかっておられて
素晴らしい才能だと思います。
by harupyonri | 2012-03-09 00:47 | 小栗旬 | Comments(1)