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王様の耳はロバの耳

ただ一人 * 序の景

腹筋ムキムキの旬くんは、ちょっと想像できないので (^_^;)
今はまだ、美しき捨之介の思い出をたどりたいと思います。

脚本を手に、あくまで捨之介ファン目線の繰り言ですから、
ぶちぶち言ってしまうかもしれませんが、どうぞお許しください・・。 <(_ _)>



とにかく、オープニングからエキセントリックな天と、
見得と合いの手が見事に決まった兵庫&荒武者隊、

妙声さんのひっくり返った声音と、
裏切り三五の調子のいいキャラに目を奪われて、

テンポ良く、ノリノリでお話が進んでいくのに・・

肝心な捨様の初登場シーンが、
え? あんな後ろの端っこの岩陰から?? (^_^;)

しかも、鉄煙管でボコーンって兵を倒して、
それで、村娘たちに「おいで、おいで」って、

荒武者隊や髑髏党でなくても、
「え? あれ誰? 知り合い??」っていう、間の抜け方。 (>_<)

東京後半では、
出てきた捨に髑髏党が「どうもどうも」って挨拶するくだりも追加されて、

ここで脱力お笑いさせておいて、
一転バッタバッタと髑髏党をなぎ倒す、というギャップが見所なんでしょうね。

昔の髑髏では、捨が、
追われている沙霧を助ける立ち回りから始まった舞台もあったようですが、

今回も、そうしてくれたら良かったのに・・。
やっぱり、主役の登場は華々しく、ババーンとしてほしかったな〜。 (T_T)

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そして、「なんだ貴様!?」と問われて、
舞台正面で兵を押さえ込みながら、

「そうだな、ただのお節介ってところか!」

ここの見得が、バッチリ決まると引き締まるんですが、
初見の時は、ついつい太ももに目を奪われて、 

見得があんまり印象に残ってません・・。 (^o^)

もちろん、東京後半では、
この場面が見事に決まっていましたが。 (^_^)v

そして、
「力のねえ人たちまで巻き込むやり方は、見過ごしちゃおけねえ。
 特に、かよわいおねえさんに手を出す奴は、な!」

というセリフ、
脚本では「きれいなおねえさん」だったんですが、

「かよわい」に変えたのは旬くんなのかな〜??

その後の、
「貴様に名乗る義理はねえが、捨之介とでも呼んでくれ」も、
脚本では「男に名乗る義理はねえが」なんですよね。

つまり、脚本の捨は、女好きっていうのが明らかなんですが、
旬くんの捨は「爽やかお兄さん」になってるわけです。

まあ、ふるちんさんとは違うわけだから、
旬くんには、そういう捨が似合っている気もします。 (*^_^*)

で、逃げ出す髑髏党に「や〜いや〜い!」と罵声を浴びせる三五が、
皆に白い眼で見られて、あわてて後を追う場面。

ここは三五が笑いの主役で、
収録日後からは、毎日(?)日替わりの小ネタで大笑い!

旗を飲み屋ののれんに見立てて、「三人、入れる?」とか、
「竿や〜、竿竹!」とか、オリンピック入場行進とか・・ (^o^)

それに比べて、捨が兵庫の話を無視して笑いを取る場面は、
村娘の手相を見たり、耳たぶを触ったり、自分の耳を見せたり・・

なんですが、最初から最後まで、そのパターンだけ?

さすがに、日替わりアドリブをする余裕は、
まだ無かったのでしょうね。 (^_^;)

でも、ここのツボは、
村娘を招くとき、ひらひらする手の美しさと、
捨の耳たぶの美しさですよ〜。 (*^_^*)

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そして、村娘を無界の里に連れて行くという兵庫たちが去って、
ただ一人、舞台中央に残る捨之介。

「浮き世の義理も、昔の縁も、三途の川に捨之介だぁ!!」

この大見得がババーンと決まると、
タイトルバックを背負って、髪が風にたなびく捨の存在感に、
テンションがぐぐーっっと上がります! 

正直言うと、東京前半では、
この見得に少してらいが感じられた時もあったんですが、

後半では、本当に堂々と、
見事な見得を切ってくれました!! (^_^)v

この演出、
長身で華やかな旬くんだからこそ決まると思うんですよね。

だって、舞台には、旬くん以外に何もない。
満月も、蘭の花畑もない。

何もない舞台を、広いと感じさせずに、
たった一人のオーラのみで満たしてしまう・・。

これって、きっと旬くんにとっても、
本当に重い場面だったのではないでしょうか?

舞台装置の助けも、まわりの仲間も無い中で、
生身の身体一つで、声音一つで、全ての観客の心を掴まねばならない。

迷いや、照れが見え隠れしたら、決まらない。

代表作の主演という重荷をしょって立つ、
まさに旬くんの、最初の見せ場!!

ここで、毎回、心をふるわせた皆様も、多いことと思います。 (*^_^*)

・・前回の記事に、たくさんのコメントをいただき、
本当にありがとうございました。 <(_ _)>

共感の声もたくさんいただきましたし、
大阪を見てこられた皆様の貴重な声もいただきました。

やはり、大阪では、ファンの欲目で見ても
ちょっと残念な捨之介だったようで、

劇団ファンの方の批判も、ある程度は仕方ないことかもしれません。

現に、「楽日近くはとても良くなった」と言ってくれた劇団ファンも、
たくさんいましたから・・。

東京後半の出来が、最初から見せられたなら、
ここまで批判されることもなかったに違いありません。

けれど、今さら後ろを向いても仕方ありませんよね。

理由はともあれ、いつもの旬くんらしからぬスタートだったけれど、
最後には、きっちり素晴らしいものに仕上げてくれた。

そして今はまた、それがどんな仕事であれ、 (^_^;)
前を向いて歩いている。

試練への反省と、それを乗り越えた自信こそあれ、
置かれた環境への不満や愚痴なんて、旬くんは言わないはず!!

ただ一人でも、
舞台の中央で強烈な光を放つ、小栗旬という役者に、

惚れ込んでいる自分を再確認させられた、この舞台。 (*^_^*)

熱き思い出を胸に、
髑髏城への道を、再びご一緒していただければ嬉しいで〜す (^^)/
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Commented by ウマ at 2011-10-17 20:17 x
前記事のクラシック育ちという表現は流石にカミママさんですね。
色々な意味を含め、大きくうなずいた私です。

大見得の捨之介様は、まぶしすぎました。
どんどん進む旬君を応援し続けるのに終わりはないと思いました。
Commented at 2011-10-17 21:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 春の小川 at 2011-10-18 08:19 x
大阪公演がまだ完成されきっていなかったということは何かで読みましたが、東京公演しか見ていないのでよく分かりません。あまり他の声を聞きすぎるのもいかがかなと心配になります。少なくとも私は批判する声が渦巻く場所には行きませんでした。感じ方はそれぞれです。何度も何度も通ってしまったというカミママさんご自身の素直な感動だけが真実です、私はそこに感激しています。
Commented by ゆま at 2011-10-18 09:03 x
春の小川さんのコメントを読ませていただいて、本当にその通りだなと思いました。舞台は小栗くん一人で作るものではなく、演出家さんあってのこと・・・。とくに、いのうえさんは刀の一振りにまできちんと演出をつけられると記事で読みました。注目度が高い故に、いろいろ言われるのは仕方がありません。でも、要はお芝居を心底楽しもうと思ったもん勝ちじゃないでしょうか。小栗くんからもらったものはたくさんあります。
私たち小栗くん大好き人間同士、自分が感じたことを大切にしながら、一緒に盛り上がっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします!!
Commented at 2011-10-19 11:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by harupyonri | 2011-10-17 18:36 | 小栗旬 | Comments(5)