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王様の耳はロバの耳

追悼

初夏の陽気から一転、
冷たい涙雨になりました。 (T_T)

井上ひさしさんの訃報に驚き、

ムサシを書いていらした頃は、
まだ病気のことは何も知らずにおられたのかと思うと、
哀しみがいっそう深くなりました・・。

「命の大切さを伝えたい」というストレートなメッセージは、
燃え尽きようとする命が、内から声を上げていたものなのかもしれませんね。

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そして、その大御所が逝く前の大作にかかわれたこと、
しかも、小次郎として「当て書き」していただけたこと、

旬くんにとって、かけがえのない宝となったのではないでしょうか。

今朝のめざましでは、コメントのみ流れましたが、

旬 「井上先生の書き下ろしに、参加させていただいたことを一生の誇りに、
   今後もそれに恥じぬよう精進して参ります。」

という言葉が、旬くんの受けた影響の大きさを物語っていると思います。

こんなとき、ANNがあれば、
率直な今の気持ちや、先生との思い出話など聞けるのに・・。 (-_-)

それもかなわぬ今ですから、やはり今日は「ムサシ」DVD特典映像から、
鎌倉の一日をたどってみたいと思います。

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初日まであと18日 (しかない・・)。

鎌倉建長寺での座禅体験のあと、井上邸を訪ねる一行。
竹林や岩の穴倉(?)のある庭にも驚きですが、

そこで初めて、物語のどんでん返しの結末を聞き、
「え〜〜っ」と驚く、竜也くんと旬くん。 (^_^;)

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この時、旬くんが上着をバスローブみたいに巻くんですが、 ↑
このウエストの細さは、オドロキ!!

ほんとーに、ポキンと折れそうで・・。

今は三歩くんになってるのでしょうが、
去年の2月は、こんなにまで細かったんですね〜。 (*^_^*)

そして、おなかをさする(?)
長い指と手のひらも、キレイです。 ↓

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井上 「どうも小次郎さんはね、
    天皇家の血を引く子供らしいんですよね、この話ではね。」

という、井上さんの柔らかい語り口も
お人柄がしのばれて素敵でしたが、

思わぬ高貴な身分に(?)、
竜也くんと顔を見合わせて苦笑する旬くんを、

(こいつが天皇家!?)って感じで、ぶつマネをする蜷川さんが、
とってもお茶目でした〜。 (^o^)

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いろいろなお話を聞きながら、
笑顔の旬くん。


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井上さんが竜也くんに話しているとき、
両腕の袖をまくり上げていくんですが、

この、何気ない仕草だけでも、
腕の動きが、すごく色っぽいんですよね〜。 (*^_^*)

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高倉奏を演じている時は、
カメラが回っていない時の立ち姿でも、凛々しい緊張感を感じましたが、

ムサシをやっていた時の旬くんは、
稽古でもオフでも、なんだかすごく線が柔らかくて、

「しなを作っている」女優さんみたいに、
なまめかしい雰囲気がありました。 (*^_^*)

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井上 「(小次郎の最期は、いくら調べてもわからないので)
    天皇家の御落胤(ごらくいん)にしてますから。」

竜也 「どーゆーこと!?(苦笑)」

蜷川 「ミスキャストですね!(笑)」

と、すかさず突っ込みが入り、
「いじられキャラ」の旬くんが、また愛おしく、

そんな様子を見て、井上さんも
あの、どこかかわいらしい小次郎を、描いてくださったのではないでしょうか。

そして、このメイキングを見るにつけ、
蜷川さんは、竜也くんのことは、ある意味「一目置いている」けれど、

旬くんのことは、いい意味でかわいくて、
いじりたくて、仕方ないんだな〜、っていう感じがしました。 (^_^)

どうか、蜷川さんにはいつまでも長生きしていただいて、もっともっと、
旬くんをこき下ろしながら(!?)かわいがっていただいて、 (^o^)

早くまた、次なる作品を作ってほしいと、願わずにはいられません。

今日、竜也くんと蜷川さんで7月に井上作品をやるという話題も出ていたので、
よけいに、旬くんの次の舞台が待ち遠しいです・・。 

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さい芸での楽日、
カーテンコールで井上さんをエスコートする旬くん。

恥ずかしそうに、なかなか中央に出て行かない井上さんを、
優しく迎えて促す姿が、旬くんらしかったですね。 (*^_^*)

楽日の打ち上げでは、
「私の目の黒いうちに、再演が見たい。」と言っていた井上さん。

海外でのムサシの評判を見ることがかなわずに逝かれたのは、
心残りかもしれませんが、

今はきっと、こんな花吹雪が舞い、銀のしずくがきらめくような世界で、
静かで、満足した眠りについておられるに違いありません。

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旬くんが、井上作品にかかわれたこと、
脚本の遅筆ゆえに、緊張感あふれる貴重な舞台作りを体験できたこと、

そして、その、
大笑いしてから、ちょっとホロリとさせられる、素敵な物語を、

美しい舞台美術と、音楽と、
素晴らしい演出で、この目で見させていただくことができたこと、

本当に、感謝しています。
心から、ご冥福をお祈りしております。   <(_ _)>

こうなると、
オンエアと同じなら買わないつもりでいた21日発売のムサシ舞台裏DVDも、
買わないわけにはいかなくなりますね。

シェイクスピアシリーズのDVDでも、メイキングはありますが、
厳しい稽古中の姿が中心なので、

この、鎌倉小旅行みたいな、本当にリラックスした蜷川さんと、
旬くんたちキャストの素の姿が見れるDVDは、とっても貴重だと思います。

舞台裏DVDにも、そんな映像がもっと追加されていると嬉しいのですが・・
今さら、ムリかな!?  (^_^;)

しばらくは、いろいろな感慨を胸に、
ムサシをリピする日々が、続きそうで〜す。 (^^)/
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Commented by komomo at 2010-04-12 16:01 x
本当に残念ですよね。ムサシはカリギュラと違って軽い気持ちで観れるので舞台のDVDでは一番リピ率が高い作品です。追悼で初期メンバーで1日だけでもいいので再演とかしてほしーな、もし実現すれば埼芸でも絶対行くのに。
Commented by スモモ at 2010-04-12 18:36 x
本当に残念で哀しい気持ちです。きっと旬君も今日は雨ですから、撮影はなくて井上先生のことを思っていますね(:_;)
Commented by ウマ at 2010-04-12 20:05 x
 ご冥福をお祈りします。
素晴らしい作品を遺してくださいましたね。
Commented by maron mama at 2010-04-12 23:15 x
昨日新聞の文字に目を疑いました
昨年後半、体調崩されたとの事でしたが、今年に入り執筆活動再開との事でしたので…
びっくりです
ご冥福を心よりお祈りしたいと思います
by harupyonri | 2010-04-12 14:11 | 小栗旬 | Comments(4)